本記事でクレジットカードを作るときに必要なものや、申し込みの手順になどについてご紹介します。

また、もし興味があれば編集部が執筆したおすすめクレジットカードの記事もご確認ください。

※2023/5/7情報調査日
※2024/11/25更新日

クレジットカードとはどんな仕組み？

クレジットカードとは、商品やサービスなどを購入する際に使われる決済方法のひとつです。決済してから後日まとめて請求される後払い方式となります。

カード会社とお店が提携していることによって利用できるシステムです。まずクレジットカードを利用した支払いの仕組みを解説します。消費者が店舗でカードを利用して支払いを済ませると、カード会社は消費者に支払い金額の請求をします。

消費者から支払われると、カード会社は店舗に代金を支払う仕組みです。商品の購入に使用できるほか、インターネットショッピングや税金、公共料金の支払いにも対応できます。

クレジットカードの最大のメリットは手元にお金がないときでも買い物できることです。他にも利用によってポイントやマイルが貯まる、ネットショッピングの支払いが便利であるといったメリットもあります。

また高額な買い物をした際に、分割払いができるのもポイントの1つです。

クレジットカードを作るのには何が必要？

本人の証明をする本人確認書類

クレジットカードは他人に勝手に申し込まれたり、悪用されたり、犯罪に使用されるのを防ぐため、申し込んだ本人かどうか、情報に偽りはないかを確かめる必要があります。

本人確認書類として認められるのは次のとおりです。

• 運転免許証(または運転経歴証明書)
• パスポート(写真印刷面および最終ページ)
• マイナンバーカード
• 住民票(発効日から6ヶ月以内)
• 健康保険証(本人の氏名・生年月日・住所がわかる部分)

多くの場合は上記のうち異なる書類を2つ提出しなくてはなりません。さらに現住所と上記の書類が異なる場合は、公共料金の領収書や納税証明書も提出する必要があります。

利用代金を引き落とす口座

クレジットカードで利用した代金を支払うために、銀行口座の登録も必要です。スムーズに手続きをするために、キャッシュカードや通帳など口座情報が分かるものを手元に用意してから申し込みをしましょう。

クレジットカードの作り方の流れを細かく解説

クレジットカードの作り方としては、どのクレジットカードを作るかを選ぶ、申し込み、申込番号を控える、審査結果を待つ、受け取るという流れとなっています。それぞれの手順に分けて細かく解説します。

どのクレジットカードを作るのか選ぶ

クレジットカードを提供している会社は非常に多くあり、それぞれのカードが持っている特徴は異なります。たとえば早く発行してほしい、すぐに利用したい方に向けたもの、入会キャンペーンが充実しているものが良いといった理由から選ぶこともできます。

また長く利用していくために、年会費が無料か、年会費分のサービスや特典を十分に受けられるか、生活圏内でカードを利用したときにポイントが貯まりやすいか、飛行機などのマイルが貯まるかなど、日常生活に寄り添ったサービスを提供するかを重視することもできます。

このように自分の生活に合っているかどうかが、クレジットカードを選ぶうえで最も重要なことです。

クレジットカードの申し込みをおこなう

クレジットカードを申し込む方法は、WEB・店頭・郵送の3つがあります。WEBでの申し込みは、簡単に済ませられるところが多く、最短で5分で申し込めるというところも。

また数社と見比べやすく、どのカードにするかじっくりと選択できる点もメリットです。店頭ではショッピングセンターなどで専用のカウンターを設けているのを見たことがある方もいらっしゃるでしょう。

分かりにくい点や疑問はスタッフに相談しながら申し込みできるので、WEBでの手続きが不安な方は利用しやすい方法といえます。

またその場で必ず申し込みしなくてはならないわけではなく、後日郵送することも可能。申込書類を持って帰って記入することもできます。

申込番号を控えておく

申し込みを済ませると、申込番号が発行されます。申込番号は審査状況を確認したいときに必要になります。審査結果が届かないなど、審査状況について問い合わせたいときに申込番号がないと調べることはできないので、必ず控えてましょう。

カード会社からの審査結果を待つ

クレジットカードを申し込むと、カード会社は必ず審査をおこないます。基本的には返済能力があるかなどを中心に審査がおこなわれますが、明確な審査内容や基準はカード会社によって異なり、公開されていません。

またカード会社のサイトで審査状況の確認ができるので、気になる方は利用すると良いでしょう。

クレジットカードの受け取り

カード会社の審査に通過すると、クレジットカードが指定した住所に送られてきます。基本的には手渡しで、本人のみが受け取れることになっています。不在の場合は再配達となります。

また配達業者によっては本人確認書類が必要な場合もあるでしょう。

WEB・店頭・郵送で申し込むときのメリット・デメリットとは

WEBで申し込む場合

WEBでの申し込みのメリットは、窓口に出向くことなく、24時間いつでもその場で申し込みできることです。また本人確認書類もスマートフォンで撮影して完了するなど簡単に済ませられるのもメリットです。

さらにWEBからの申し込み限定のキャンペーンを用意しているカード会社も多く、特典を多く受けられることもポイントです。デメリットとしてはカードをすぐに受け取ることができないため、手元に届くまでは利用できないことが挙げられます。

店頭に出向く場合

店頭で申し込む一番のメリットは、わからないところを担当者に直接質問できるところです。その場で答えてくれるため、初めてカードを作る方でも納得してから申し込むことが可能です。

さらにカード会社によってはその場で発行してくれるところも多いので、すぐに利用開始できます。しかし店頭は専用のカウンターなので、他社と特徴を比較できない部分がデメリットになります。

申込書を郵送する場合

申込書の郵送は、WEBでの操作が苦手な方や、WEBに個人情報を入力するのが不安だと感じる方にはおすすめの方法です。申込書は電話やWEBでカード会社から取り寄せるほか、店頭に備え付けられているものを利用します。

注意点としては郵送で日数がかかるので、やりとりに時間がかかることが挙げられます。

クレジットカードが届いた後にやるべきことは？

クレジットカードの種類と契約内容を必ず確認

クレジットカードが手元に届いたらまずすることは、申し込んだ内容と実際届いたカードの内容に間違いがないかを確認します。万が一、申し込んだ内容と違っている場合はすぐにカード会社に連絡しなくてはなりません。

カード会社もさまざまな種類のカードを取り扱っているので、カードの種類にも注目しましょう。

裏面に自分で署名する

内容に間違いがなければ、裏面に署名をします。これは必ず自分でおこないましょう。また署名がない場合は店頭で利用を断られる場合もあり、紛失して不正利用された場合でも補償が受けられない可能性があります。

クレジットカード選びの７つのポイント

年会費無料

クレジットカードには年会費がかかるものと、かからないものがあります。年会費がかかるものは、ポイント還元率が高い、海外旅行保険が付けられるなどの特典が充実していますが、利用していなくても年会費はかかってしまいます。

年会費は1000円程度から10万円と高額なものもあるので、年会費がかからないものがおすすめです。

編集部が執筆した年会費無料のクレジットカードの記事もご確認ください。

高いポイント還元率

クレジットカードを利用する目的にはポイントを貯めることを考える方もいらっしゃるでしょう。ポイントの還元率は0.1％から1％ほどと幅が広く、キャンペーンによって大幅に増加するカードもあります。

還元率が1％であれば比較的高い還元率といえます。生活圏内で使いやすく、高い還元率のカードを選択すると良いでしょう。

編集部が執筆したポイント還元率が高いクレジットカードの記事もご確認ください。

さまざまな特典内容

クレジットカードは、同じカード会社でも種類によって特典の内容も異なります。たとえば空港のラウンジが利用できる、コンサートなどのチケットの優待が受けられる、特定のお店での還元率が高いなど特典は幅広く用意されています。

自分の生活や趣味に合った特典が用意されている場合は、特典内容を選ぶポイントとしても良いでしょう。

利用枠を見る

利用枠とはクレジットカードで利用できる上限金額のことで、カードの種類やランクによってあらかじめ設定されています。上限を引き上げることができるものもありますが、その都度手続きや申請が必要となり手間がかかります。

自分の使いたい金額が決まっている場合には、利用枠が範囲内かで選ぶのもポイントです。

付帯する保険

多くのクレジットカードには加入することで保険が付帯するものがあります。多くの場合ショッピング保険や旅行損害保険が付帯します。これはカード会社が提供するサービスの一つです。

たとえば海外旅行に行くときに、多くの方が旅行保険に加入しますが、付帯保険で海外旅行損害保険が付いていれば、加入する手間が省けるというわけです。

セキュリティや保障制度について

カード一枚で決済できてしまう、現金の代わりともいえるクレジットカードでは、安全性も重要なポイントとなります。

紛失や盗難に遭った場合の補償内容や、不正利用を防ぐためのシステムなどのセキュリティ面もカードの種類によってさまざまです。万が一のことに備えて手厚い補償をしてくれるかどうかも判断材料の一つになります。

どの国際ブランドか

クレジットカードには国際ブランドというものが付いています。VISA、Mastercard®、JCB、American Express、Diners Clubが5大国際ブランドと呼ばれており、それぞれ使える店舗や利用できる特典が異なります。

国際ブランドの特色をよく把握して、カードを利用する目的によって合っているものを選びましょう。

マスターカードのおすすめクレカや、VISAカードのおすすめクレカも是非ご確認ください。

編集部が19枚から厳選！
【年会費無料】おすすめのクレジットカード7選

カード名	①JCB CARD W	②三井住友カード (NL)	③イオンカードセレクト	④楽天カード	⑤エポスカード	⑥au PAYカード	⑦dカード
おすすめ ポイント	常時2倍の還元率！ Amazon/楽天市場でポイントがどんどん貯まる！	最短10秒で即時発行！ 対象のコンビニやマクドナルドで最大7%ポイント還元※1	毎月20.30日は5%OFF！ 対象店舗でのポイント還元率2倍	海外でも使える便利なカード！	全国10,000店舗以上で使える優待サービスつき！	au PAYへのチャージで1.5%還元！ au PAYマーケットなら最大18%還元！	ポイントで機種変更・電話料金の支払いが可能！ ドコモユーザーにおすすめ
年会費	◎ 無料	◎ 無料	◎ 無料	◎ 無料	◎ 無料	◯ 1,375円 （年1回以上利用で翌年度無料）	◯ 初年度無料 ※通常550円 ※年1回以上の利用で翌年の年会費が無料
審査・ 発行期間	◎ 最短５分	◎ 即時発行 (最短10秒) ※即時発行ができない場合があります。	◯ 2週間程度	◯ 通常約1週間 ～10日前後 ※審査最短数分～数十分	◯ 通常1週間 店頭申込の場合、即日発行 （最短30分）	◯ 4日程度 ※審査は最短2分	◎ 最短5分で審査完了 ※発送は1～3週間
ポイント 還元率	◎ 1.00%～10.50%※2	◎ 0.5%～7.0%	◯ 0.5％～1％	◎ 1.0％～3.0％	◯ 0.5％～1.25%	◯ 1%	◯ 1% ※100円（税込）につき1ポイント
キャンペーン	◎ 最大15,000円相当 プレゼント	◎ 新規入会＆条件達成で3,000円分プレゼント ※2024年4月22日～	◎ 対象のイオンカード新規入会・利用で いつでも最大5,000WAON POINT進呈	◯ 最大5,000楽天ポイントプレゼント	◯ 最大2,000円相当プレゼント	◎ 最大10,000Pontaポイントプレゼント	◯ 最大5,000円分ポイントプレゼント
国際 ブランド
入会資格	18歳以上 ～39歳以下 ※本人または配偶者に安定した継続的な収入のある方 ※学生可	18歳以上 ※学生可 ※高校生を除く	18歳以上 ※（高校生除く） 電話連絡可能な方のみ （高校卒業年度の1月1日以降申込可	18歳以上 ※学生不可	18歳以上 学生可	18歳以上 ※学生可	満18歳以上 ※（高校生を除く）
締め日・ 支払日	–	①15日締め・翌月10日払い ②月末締め・翌月26日払い	毎月10日締め 翌月2日支払い	月末締め 翌月27日支払い	①4日締め・ 翌月4日払い ②27日締め・ 翌月27日払い	毎月15日締め 翌月10日支払い	毎月15日締め 翌月10日支払い
公式 サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト

※1 ・スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です。
・iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
・商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
・一定金額（原則1万円）を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
・通常のポイントを含みます。
・ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
・Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
※2 最大還元率はJCB PREMO（or nanacoポイント）に交換した場合

ここからはクレジットカード19枚の詳細をご紹介します。

JCB CARD W

出典：JCB CARD W

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三井住友カード（NL）

出典：三井住友カード（NL）

※1 即時発行ができない場合があります。

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イオンカードセレクト

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楽天カード

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エポスカード

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au PAYカード

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dカード

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JCB CARD W plus L

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Tカード Prime

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PayPayカード

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リクルートカード

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セゾンカードインターナショナル

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JCBカードS

出典：JCBカード S

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三菱UFJカード VIASOカード

出典：三菱UFJカード VIASOカード

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ビックカメラSuica

出典：ビックカメラSuica

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三菱UFJカード

出典：三菱UFJカード

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ライフカード

出典：ライフカード

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アメリカン・エキスプレス・カード

出典：アメリカン・エキスプレス・カード

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セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード

出典：セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード

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クレジットカードの作り方の注意点とは？

信用情報は正しく申告する

クレジットカードの審査は申込書の内容や信用情報などをもとにおこないます。そのなかで審査に不利になるかもしれないと嘘の申告をした場合、それが発覚すると信用できないとみなされ審査は落とされます。

さらに入会後に発覚しても強制解約となる場合があります。このように嘘の申告をしてメリットは1つもないことは覚えておきましょう。

支払方法がどうなっているか確認

クレジットカードの支払い方法には一括や分割などいくつかあります。そのなかにリボ払いというものがあります。リボ払いは毎月の支払を定額にして利息と合わせて支払っていきますが、使えば使うほど残債は残っていきます。

仕組みをしっかりと理解していないと多くの利息を払うことになるので、リボ払い設定はしないようにしましょう。

一度に２枚以上申し込まない

クレジットカードを申し込むには審査が必要ですが、審査が無事に通るか不安だという方の中には、複数社に申し込もうと考える方がいるでしょう、しかしこれは逆効果です。

信用情報機関には過去6か月のクレジットカード申し込み履歴が残っています。一度に複数社に申し込むということはお金に困っているという印象を与えてしまいます。そのため2枚以上を同時に申し込むのはやめましょう。

 海外でも使えるものを選ぶ

海外旅行では、旅行中の資金として多額の現金を持ち歩くことになります。しかし海外ではスリや盗難の危険があります。そこで利用したいのがクレジットカードです。

海外で利用できるものを選択しておくと、多くの現金を持ち歩かなくて済むので安全です。さらに海外旅行保険が付帯しているものが多いので、旅行中のケガや病気にも対応できます。

クレジットカードの作り方のポイントは？

18歳以上の学生におすすめ

ネットショッピングやキャッシュレス決済が普及している近年では、18歳以上の学生でもクレジットカードを持つ方が増えています。そんな学生におすすめできるのが学生専用カードです。

まだ収入の少ない学生向けに審査のハードルはとても低く設定されており、入会しやすいメリットがあります。学生ではなくなると自動で社会人用のカードに更新されるものが多いです。

収入が低い新社会人の場合

新社会人の方は月収も低く、年収もどれくらいになるか分からないといった方が多いでしょう。そんな時期にクレジットカードを作る場合、覚えておきたいことは重要なのは年収の高い低いではないということです。

カード会社は安定した月収があるかを重視しているので、年収が低くても企業に属していれば、十分審査に通過する基準はクリアしているでしょう。

主婦・主夫でも作れる

家計を管理することが多い主婦・主夫でもカードを作ることはできます。世帯収入で審査をするカード会社が増えており、収入がない専業主婦の方でも、パートの方でも審査に通ることはできます。

また結婚前に持っていたクレジットカードも名義変更をすればそのまま利用できます。旧姓のままでは規約違反となる場合もあるので、名前の変更は必ずおこないましょう。

自営業者の審査のポイント

自営業の方は企業に属していないため、収入の上下が激しいと考えられます。カード会社からすると、100万円収入がある月があり、次月は0円だったというように収入に波がある方よりも、毎月10万円確実に収入がある方のほうが審査に通りやすいのです。

さらになかには収入を証明する書類がない方もいるため、自営業の方はカードの審査が厳しくなります。審査を通過するポイントは、開業してから数年までに売上実績を作れば、安定している証明となります。

さらに会社の電話番号は固定電話を記入すると事業としてしっかりと取り組んでいるアピールにもなるでしょう。また希望限度額を少なくしておくと収入の証明をしなくても良い場合があります。

無職でも作りたい方は

カードの審査に必要な年収、職業、勤続年数といった情報がない無職の方の場合、不可能ではありませんが作りにくいことは確かです。しかし親や配偶者の不要に入っている場合、年金受給者、失業保険の受給中といった場合は作れることが多いです。

これらに当てはまらない方は、審査内容に就業の有無や年収の条件が入っていないカード会社を選ぶ、利用枠の希望でショッピング枠は一番低い枠にして、キャッシング枠は0円にしておくことで通りやすくなると考えられます。

クレジットカードを作るときのよくある質問

クレジットカードの申し込みで必要なものとは？

申し込みに必要なものは、本人確認書類、銀行口座、銀行印の3つです。本人確認書類は申込書の情報が合っているか確認します。銀行口座はカードの利用代金を引き落とすために必要です。

カード会社によって利用できる銀行が異なるので確認しておきましょう。また申込者が未成年の場合は親権者同意書も必要となります。

クレジットカード選びの重要なポイントは？

カード選びのポイントとしては、どこでどのように利用したいかが重要です。海外旅行に利用したい方は海外旅行保険が手厚いもの、生活で利用したい方は生活圏内で利用できるもの、またポイントが貯まりやすいものといったようにそれぞれで合っているカードは違います。

自分のライフスタイルから検討すると良いでしょう。

クレジットカードが手元に来るまでの手順とは？

WEBでの場合は、カードを選びWEBから申し込みをおこなえば、発行して受け取りとなります。店頭では専用カウンターに出向き、申込書を記入して提出するか郵送して、発行され受け取りという流れになります。

どちらも難しいことはありませんが少し手順は異なるため、自分の利用しやすい方法で申し込むのが良いでしょう。

学生・専業主婦（主夫）でも作れるのか？

学生や主婦・主夫でもクレジットカードを作ることが可能です。学生には学生専用カードで審査のハードルを下げているものや学生だけの特典が用意されているものがあります。

主婦・主夫は世帯年収で審査をするカード会社が増えているので、仕事をしていなくても問題ありません。

クレジットカードの発行までに何日かかる？

クレジットカードの発行は申込方法によってかかる日数が変わります。WEBや店頭の場合だとカードが手元に届くまで通常1～２週間といわれています。

しかし申込書を郵送した場合では申込書がカード会社に届くまでの日数もかかるため約1カ月かかります。

即日発行はどうしたらできる？

即日発行に対応しているカードも数多くあり、デジタルであれば即日でも利用できます。カード本体を手に入れるには、店頭で申し込んで受け取る方法や、WEBから申し込みをしておいて店頭での受け取りにしておくという方法でも可能なカードがあります。

クレジットカードの作り方まとめ

クレジットカードの作り方についてご紹介しました。作り方の流れとしては

• クレジットカードを選んで申し込みおこなう
• 申込番号を控えておく
• 審査結果を待つ
• カードを受け取る

といった手順で進んでいくことが分かりました。またカードの申し込みには

• 本人確認書類
• 銀行口座と銀行印

が必要になり、手元に用意しておくことでスムーズに申し込みが進みます。

さらにカードを作る際の注意点として

• 信用情報を正しく申告する
• 一度に2枚以上申し込まない
• 支払い方法を確認する

といったことが挙げられます。

クレジットカードを作るには審査があり、審査に通るか心配に思う方もいらっしゃると思いますが、しっかりと手順を踏んで、安定した収入があれば審査に落ちるといったことは考えにくいです。

便利なクレジットカードを手に入れて、正しく利用しましょう。