スマホ一つで簡単に支払いができるPayPay。
2022年8月には、登録ユーザーが5,000万人を突破し、今や日本を代表する電子決済サービスとなっています。
今人気のPayPayですが、支払い方法には「PayPayの残高」と「クレジットカード払い」の二つがあり、PayPayカードならPayPayの残高に直接チャージすることが可能です。
この記事で以下の内容をチェックし、自分にとって便利&お得なチャージ方法を見つけましょう。
- PayPayへの6つのチャージ方法
- PayPay利用に便利なPayPayカードのメリット、デメリット
- 不正利用に対するPayPayの取り組み
PayPayに登録・チャージできるクレジットカード
はじめに「クレジットカード払い」を想定し、PayPayで利用できるクレジットカードを3つにわけて解説します。
- PayPayカード
- PayPayカードゴールド
- それ以外のカード
PayPayのクレジットカード決済でもっとも便利なのは、PayPayカード。PayPayの残高にチャージできる唯一のクレジットカードで、他にもポイント還元で優遇されています。
PayPayカード
出典:PayPayカード
年会費 | 無料 | 申し込み資格 | 18歳以上 |
---|---|---|---|
ポイント還元率 | 1.00%~5.00% | 電子マネー スマホ決済 |
Apple Pay 楽天ペイ |
ポイント使用例 | セブンイレブンお支払い Yahoo!ショッピングお支払い (PayPayポイント) |
付帯保険 | - |
国際ブランド | 追加カード | 家族カード:年会費無料 ETCカード:年会費550円 |
PayPayカードは、従来のヤフーカードから生まれ変わる形で誕生した一枚。主な特徴としては、以下の3つが挙げられます。
おすすめポイント
- PayPayの残高にチャージできる唯一のクレジットカード
- PayPayポイントが貯まる唯一のクレジットカード
- ポイント還元率がご利用金額200円(税込)ごとに1%と、年会費無料のクレジットカードとしては高還元率
PayPayの残高にチャージできるのは、数あるクレジットカードのなかでもPayPayカードのみ(PayPayカードゴールドを含む)。
年会費はPayPayカードであれば、永年無料のうえ、PayPayの利用で還元率が優遇されているため、PayPayをよく利用する人なら作っておいて損はありません。
もっと詳細が知りたい方は、編集部の執筆したPayPayカードについての記事をご確認ください。
PayPayカードゴールド
出典:PayPayカードゴールド
年会費 | 11,000円 | 申し込み資格 | 18歳以上(高校生を除く) |
---|---|---|---|
ポイント還元率 | 1.50%~7.00% | 電子マネー スマホ決済 |
Apple Pay 楽天ペイ |
ポイント使用例 | キャッシュバック (PayPayポイント) |
付帯保険 | 海外旅行保険 国内旅行保険 ショッピング保険 |
国際ブランド | 追加カード | ETCカード:年会費無料 |
公式サイトはこちら
PayPayカードゴールドは、2022年11月に登場した新しいカード。年会費は11,000円(税込) かかりますが、優待特典がPayPayカードより充実しています。
■PayPayカードとPayPayカードゴールドの比較
PayPayカード | PayPayカードゴールド | |
年会費 | 無料 | 11,000円(税込) |
ETCカードの年会費 | 550円(税込) | 無料 |
基本ポイント還元率 | ご利用金額200円(税込)ごとに1.0% | 1.5% |
スマホ料金お支払い | ソフトバンク:最大1.5%
ワイモバイル:最大1.0% |
ソフトバンク:最大10%
ワイモバイル:最大3% |
Yahoo!プレミアムの特典 | – | 全特典が使い放題 |
旅行損害保険 | – | 海外旅行損害保険:
最高1億円(自動付帯) 国内旅行損害保険: 最高5,000万円(利用付帯) |
お買い物保険 | – | 最高300万円 |
空港ラウンジ | – | 無料で利用可能(国内主要空港、ハワイの主要空港) |
もちろん、PayPayカードゴールドもPayPayの残高へのチャージが可能です。
スマホをソフトバンクで契約している人、海外旅行によく出かける人などは、年会費が必要なPayPayカードゴールドでも、それ以上のお得を実感しやすいでしょう。
それ以外のカード
PayPayカード、PayPayカードゴールド以外のクレジットカードを利用する場合、登録できる国際ブランドはVisaかMastercardの2種類のみです。
PayPayカードならJCBも利用可能ですが、それ以外のカードではJCBを利用することはできません。アメリカン・エクスプレスやダイナースクラブなども対象外となります。
クレジットカードは本人名義であることが必須条件で、同じクレジットカードを複数のPayPayアカウントに登録することはできません。
また、一部のプリペイドカードや海外で発行したクレジットカードは、利用できないこと があります。
PayPayカード以外のクレジットカードを紐付けてPayPayで支払っても、PayPayでのポイント還元はありませんので注意が必要です。
PayPayカード以外のカードを使いたい方は、編集部の執筆したおすすめクレジットカードについての記事もご確認ください。
PayPayのチャージ方法は6種類、チャージ出来るクレジットカードはPayPayカードのみ
PayPayの支払い方法としてもう一つメジャーなのが「PayPayの残高」です。
PayPayの残高とは、PayPayアプリ内に保管される電子マネーのこと。あらかじめ残高へのチャージが必要で、1円単位で買いものに利用できます。
PayPayの残高へのチャージ方法には以下の6つがあり、いずれも手数料はかかりません。それぞれ清算方法や上限を確認してみましょう。
■PayPayの残高への6つのチャージ方法
チャージ方法 | 清算方法 | チャージ上限 |
銀行口座 | 銀行口座から引き落とし | 50万円(過去24時間)
200万円(過去30日間) |
セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM | コンビニATMから現金を入金 | |
ヤフオク!・PayPayフリマの売上金 | 売上金を移行 | |
PayPayカード(旧Yahoo!JAPANカード含む) | クレジットカード利用分とあわせて清算 | 50万円(過去24時間)
200万円(過去30日間) ※条件により異なる |
PayPay(クレジット) | チャージ金額を翌月に清算 | 2万円(過去24時間)
5万円(過去30日間) ※本人確認設定済みの場合 |
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い | 月々のスマホ代と一緒に清算 | 携帯会社により異なる |
銀行口座
PayPayアカウントと銀行口座を紐づけておくと、チャージ金額を銀行口座から引き落とすことができます。
最初に登録手続きが必要ですが、一度登録しておけばあとはチャージ方法から選択するだけです。
手続き方法は金融機関により異なり、主に以下の情報が必要となります。申請をはじめる前に、通帳やキャッシュカードを手元に用意しておくといいでしょう。
- 支店名
- 口座番号
- 暗証番号
- ワンタイムパスワード
- 電話番号
セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM
セブン銀行ATM、ローソン銀行ATMなら、現金でPayPayの残高にチャージすることができます。
全国の各コンビニからすぐに利用できるうえ、セブン銀行やローソン銀行の口座も必要ありません。
チャージの大まかな流れは、以下の2ステップにわかれます。画面の指示に従えば、はじめてでも難しいことはないでしょう。
- ATMに表示されたQRコードをスマホで読み取る
- ATMに現金を入金する
なお、チャージできる金額は1,000円単位で、一日あたり50万円が上限となります。
ヤフオク!やPayPayフリマの売上金
ヤフーが運営するオークションサービス「ヤフオク!」や、個人間で気軽に売買できるフリマアプリ「PayPayフリマ」の売り上げを、PayPayの残高にチャージすることもできます。
例えば、ヤフオク!の場合、売上金管理のページから「PayPayにチャージ」ボタンをクリックするだけで、簡単にチャージが完了します。
売上金から1円単位でチャージ額を指定 できるため、端数を使い切りたいときに便利でしょう。
なお、チャージにはPayPayアカウントとYahoo!JAPANIDとのID連携が必要 です。
PayPayカード
出典:PayPayカード
年会費 | 無料 | 申し込み資格 | 18歳以上 |
---|---|---|---|
ポイント還元率 | 1.00%~5.00% | 電子マネー スマホ決済 |
Apple Pay 楽天ペイ |
ポイント使用例 | セブンイレブンお支払い Yahoo!ショッピングお支払い (PayPayポイント) |
付帯保険 | - |
国際ブランド | 追加カード | 家族カード:年会費無料 ETCカード:年会費550円 |
PayPayカードは、PayPayの残高にチャージできる唯一のクレジットカードです。
チャージ金額は、PayPayカードの請求スケジュール(月末締め、翌月27日払い )にしたがって、指定口座から引き落とされます。
チャージできる金額は、過去24時間で2万円、過去30日間で5万円 とけっして高くありませんが、日常使いには十分でしょう。
なお、PayPayカードからPayPayの残高にチャージするには、直接チャージする方法と、次に紹介する「PayPay(クレジット)」に登録して「PayPay(クレジット)」としてチャージする方法があります。
もっと詳細が知りたい方は、編集部の執筆したPayPayカードについての記事をご確認ください。
PayPay(クレジット)
PayPayの支払い方法の一つである「PayPay(クレジット)」を利用して、PayPayの残高にチャージすることも可能です。
PayPay(クレジット)とは、利用分が翌月に登録口座やPayPayカードからで精算される支払い方法 のこと。クレジットカードと同じような感覚で利用できるのが特徴です。
例えば、PayPayカードでPayPay(クレジット)を利用する場合、チャージ可能な金額は本人確認が完了しているかどうかで変動します。
■PayPayカードのチャージ上限
過去24時間 | 過去30日間 | |
本人確認が未完了 | 10万円 | 10万円 |
本人確認済み | 50万円 | 200万円 |
PayPayカードでのPayPayの利用する場合、PayPay(クレジット)に登録しなければ還元率がアップしないので、必ず設定しておきたい方法です。
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOの携帯電話を利用している人は、各サービスの「まとめて支払い」によって、チャージ金額を携帯電話料金と一緒に清算できます。
チャージ上限は携帯会社によって異なり、ソフトバンクのように利用者の年齢によってわかれることもあります。
■ソフトバンクまとめて支払いのチャージ上限
使用者年齢 | 利用可能額(月あたり) |
満12歳未満 | 最大2,000円 |
満20歳未満 | 最大20,000円 |
満20歳以上 | 最大100,000円 |
なお、まとめて支払いを利用するには、各携帯電話回線とPayPayアカウントとの連携が必要 です。
PayPayにチャージできるPayPayの残高の種類
PayPayの残高は、出金の可否によって「PayPayマネー」と「PayPayマネーライト」の2つにわかれます 。
■チャージ方法とPayPayの残高の種類
チャージ方法 | チャージできるPayPayの残高の種類 |
銀行口座 | PayPayマネー(要本人確認)またはPayPayマネーライト |
セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM | PayPayマネー(要本人確認)またはPayPayマネーライト |
ヤフオク!・PayPayフリマの売上金 | PayPayマネー(要本人確認)またはPayPayマネーライト |
PayPayカード(旧Yahoo!JAPANカード含む) | PayPayマネーライト |
PayPay(クレジット) | PayPayマネーライト |
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い | PayPayマネーライト |
PayPayマネーは、好きなタイミングで出金することができます。急に手元に現金が必要なときでも、PayPayの残高にあるお金をすぐに現金化することで対応できます。また、わりかん機能で他の人に送られたPayPayマネーも出金することが出来ます。
一方のPayPayマネーライトは、出金できません。一度チャージした金額は、あくまでPayPay内で消化する必要があり、イメージとしては交通系のICカードに近いといえます。わりかん機能で送金はできますが、送られた相手も出金することが出来ません。
PayPayマネーを利用するには本人確認が必要で、以下の3つのいずれかを提出しなければなりません。
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
マイナンバーか運転免許証なら、カード内のICチップを読み取ることで、最短2分で申請完了 します。
PayPayでPayPayカードを利用するメリット
PayPayともっとも相性のいいクレジットカードは、PayPayカードです。PayPayカードには以下の5つのメリットがあり、日々のPayPay利用をより快適にしてくれます。
出典:PayPayカード
年会費 | 無料 | 申し込み資格 | 18歳以上 |
---|---|---|---|
ポイント還元率 | 1.00%~5.00% | 電子マネー スマホ決済 |
Apple Pay 楽天ペイ |
ポイント使用例 | セブンイレブンお支払い Yahoo!ショッピングお支払い (PayPayポイント) |
付帯保険 | - |
国際ブランド | 追加カード | 家族カード:年会費無料 ETCカード:年会費550円 |
おすすめポイント
・PayPayの残高にチャージできる唯一のクレジットカード
・残高を気にせず利用することも可能
・決済するとPayPayポイントがもらえる
・ナンバーレス仕様でスタイリッシュ
・バーチャルカードを発行できる
PayPayの残高にチャージできる唯一のクレジットカード
PayPayカードは、PayPayの残高にチャージできる唯一のクレジットカードです。
他のクレジットカードの場合、通常の決済に利用できても、PayPayの残高にチャージすることはできません。
また、PayPayカードならオートチャージも可能 で、PayPayの残高が不足していても支払いがスムーズです。
設定は、PayPayアプリ内の「オートチャージを有効にする」をチェックするだけで、非常に簡単。使い過ぎが不安な人は、日や月単位でチャージ上限額を設定できます。
残高を気にせず利用することも可能
PayPayカードのオートチャージ機能を利用すれば、残高を気にすることなくPayPayを利用できます。
残高不足でレジで慌てたり、サブスクの月額料金が払えずにサービス停止になったりといった心配もないでしょう。
なお、PayPayの支払い方法には、主に「PayPayの残高」と「クレジットカード払い」の2つがありますが、両者を組み合わせて支払うことはできません 。
例えば、支払金額が10,000円の場合、両方から5,000円ずつ支払うことはできず、必ず一方から10,000円を清算することになります。
そのため、PayPayの残高から支払うときは、必ず残高に十分な金額がチャージされている必要があります。
決済するとPayPayポイントがもらえる
PayPayの支払いをPayPayカードで決済すると、支払い特典としてご利用金額200円(税込)ごとに1%のPayPayポイントが付与 されます。
他のクレジットカードでは「PayPayクレジットカード払い」の扱いとなり、ポイント還元はありません。
■クレジットカード利用によるポイント還元率
支払いの区分 | ポイント獲得率 | |
PayPayカード | PayPay(クレジット) | 1.0% |
PayPayカードゴールド | PayPay(クレジット) | 0.5~2.0% |
それ以外のカード | PayPayクレジットカード払い | なし |
例えば10,000円をPayPayカードで決済した場合、ポイント付与率が1.5%なら150円分のポイントが還元されることになります。
わずかな金額に思えるかもしれませんが、日常的にPayPayを利用すれば、年間で貯まるポイントには大きな差が出るでしょう。
よりお得にポイントを貯めていきたい方は、編集部の執筆した還元率の高いクレジットカードの記事もご確認ください。
ナンバーレス仕様でスタイリッシュ
PayPayカードは、カード番号が券面に印字されない「ナンバーレス」に対応しています。
ナンバーレスカードはカード番号を盗み見される心配がなく、セキュリティ性が高いのがメリット。ナンバーがないことで、カード全体をスタイリッシュに見せることもできます。
また、デザインは横型と縦型から選べます 。「クレジットカードらしい慣れ親しんだデザインがいい」という人は横型、「いつもと違う一枚がほしい」という人は縦型を選ぶといいでしょう。
バーチャルカードを発行できる
通常のプラスチック製のカードにくわえ、PayPayカードでは「バーチャルカード」を発行できます。
バーチャルカードとは、物理的にカードがなくてもアプリ上で管理できる仮想クレジットカードのこと。所定の審査に通過すれば、カードの到着を待つことなくすぐに利用開始できます。
PayPayアプリ内でバーチャルカードのカード番号を表示するには、SMS認証が必要です。そのため、セキュリティ面でも安全性は高いといえるでしょう。
もちろん、バーチャルカードとプラスチック製カードの2枚を併用することも可能です。
PayPayでPayPayカードを利用するときのデメリット・注意点
PayPayの利用でさまざまな恩恵を受けられるPayPayカードですが、以下の3点には注意が必要です。
- PayPay(クレジット)が使えない店舗がある
- PayPay(クレジット)ではポイントの二重取りは不可能
- PayPayポイントの付与率は利用状況によって変動する
PayPay(クレジット)が使えない店舗がある
店舗やサービスによっては、PayPay(クレジット)に対応していないこともあります。PayPay(クレジット)が利用できないケースには、主に以下の3通りがあります。
- 請求書払い(公共料金の支払いなど)
- 「PayPayの残高限定」「PayPayマネー限定」加盟店での支払い
- PayPay(クレジット)非対応のオンラインサービス
「PayPayの残高限定」の場合、十分なチャージがあれば誰でもすぐに利用できます。
一方、「PayPayマネー限定」の場合、事前に本人確認が必要です。
先に紹介した通り、マイナンバーカードや運転免許証があれば最短2分で申請できるため、事前に手続きしておくと「PayPayが使えない」と焦る可能性も低くなるでしょう。
なお、いずれかに該当する場合、店頭の「ペイペイ使えます」のマークの下に「PayPayの残高限定」または「PayPayマネー限定」と印字されています。
不安な人は、会計前にマークをよく確認しておくと安心でしょう。
PayPay(クレジット)ではポイントの二重取りは不可能
PayPayカードで決済すると、前月の利用状況に応じて0.5~1.5%のポイントが付与されます。
しかし、PayPayカードの通常ポイント還元率1.0%は適用されません。これは、あくまでPayPay以外のサービスでクレジットカードを利用した場合に適用されるポイント還元率です。
同様に、PayPayカードでPayPayの残高にチャージした場合は「PayPay(クレジット)」が適用され、PayPayカードとしての通常のポイント還元率1.0%は受けられません 。
PayPayの利用によるポイント付与と、通常の買物に適用されるポイント還元は、それぞれ別物として考えるといいでしょう。
よりお得にポイントを貯めていきたい方は、編集部の執筆した還元率の高いクレジットカードの記事もご確認ください。
PayPayポイントの付与率は利用状況によって変動する
これまで解説したとおり、PayPayのポイント付与率は0.5%~1.5%です。これは、以下の3つの利用状況によって毎月変動します。
■ポイント還元率0.5%~1.5%の内訳
ポイント付与率 | 条件 | 付与上限 | |
基本還元率 | 0.5% | – | – |
PayPay(クレジット) | 0.5% | PayPayカードをPayPay(クレジット)に登録して支払い | – |
PayPay支払い | 0.5% | 月間でPayPayにて30回(200円以上)支払い
月間でPayPayにて100,000円支払い |
7,500ポイント/回
15,000ポイント/期間 |
※PayPayカードゴールドはPayPay(クレジット)利用で、さらに0.5%上乗せ
「PayPay支払い」の条件を見ると、毎月30回以上、つまり単純計算しても毎日一回以上の利用が必要となります。
200円以上という条件もあり、コンビニで飲み物を買うくらいでは達成できません。
また、毎月100,000円を達成するには、公共料金の支払いや高額商品の支払いをPayPayでおこなう必要があるでしょう。
このように、PayPayカードでポイント還元率を1.5%まで上げるのは比較的難しいです。
確実にポイントを貯めていきたければ、通常の買いもの利用でご利用金額200円(税込)ごとに1%のポイント還元率を確保したほうが効率的かもしれません。
よりお得にポイントを貯めていきたい方は、編集部の執筆した還元率の高いクレジットカードの記事もご確認ください。
PayPay以外でも活躍するPayPayカードの魅力
PayPayカードは、PayPay以外でもお得にポイントを貯めやすいクレジットカードです。ここではポイント還元に注目し、PayPayカードの特徴を解説します。
PayPayポイントが唯一貯まるカード
PayPayカード、PayPayカードゴールドは、支払い特典としてPayPayポイントを獲得できる唯一のクレジットカード。
ポイント付与の対象となるのは以下の2通りで、利用金額に対して0.5~1.5%のポイントが還元されます。
- PayPay(クレジット)(利用可能なクレジットカードはPayPayカードのみ )
- PayPayの残高(チャージできるクレジットカードはPayPayカードのみ )
PayPayカード以外のクレジットカードは「クレジットカード払い」の扱いとなり、ポイント還元はありません。
Yahoo!ショッピングで5%還元
Yahoo!ショッピングでPayPayカードを利用すると、ポイント還元率を最大5%までアップできます。
- PayPayカード特典:ご利用金額200円(税込)ごとに1.0%
- 指定支払い方法:3.0%
- ストアポイント:1.0%
さらに、「5のつく日」に利用すれば、ポイント還元率は最大4.0%までアップ 。PayPayの利用が少なくなった月でも、日々の買いものでどんどんポイントを貯めやすいでしょう。
どこでもご利用金額200円(税込)ごとに1.0%還元の高還元率
PayPayカードの基本ポイント還元率はご利用金額200円(税込)ごとに1.0% 。
一般的に、年会費無料のクレジットカードはポイント還元率が0.5%であることが多いため、PayPayカードのポイント還元率は高いといえます。
0.5%の違いはわずかに感じるかもしれませんが、例えば年間で100万円利用したときの獲得ポイントは5,000ポイントも異なります。
公共料金や携帯電話料金といった固定費をPayPayカードに集約すれば、ポイントを効率よく貯められるでしょう。
よりお得にポイントを貯めていきたい方は、編集部の執筆した還元率の高いクレジットカードの記事もご確認ください。
PayPayカードゴールドも登場
先述の通り、2022年11月 にはPayPayカードゴールドが登場しました。
基本のポイント還元率が1.5%と高いうえ、以下のようにインターネット回線や電気といった固定費でもお得にポイントが貯まります。
また、PayPay(クレジット)を利用すると、0.5%のPayPayポイントが上乗せされます。
通常のPayPayカードでは0.5~1.5%のポイント還元率が1.0~2.0%に上がるため、PayPayを利用するだけお得を実感しやすいでしょう。
よりお得なゴールドカードを探したい方は、編集部の執筆したおすすめのゴールドカードについての記事をご確認ください。
PayPayにクレジットカード(PayPayカード)からチャージする方法・手順
PayPayカードからPayPayの残高にチャージする方法は、大きく2つのステップにわかれます。
- PayPay(クレジット)に登録する
- PayPay(クレジット)からチャージする
PayPay(クレジット)に登録する
すでに解説したとおり、PayPayカードからPayPayの残高にチャージするには、PayPay(クレジット)への登録が必要です。
PayPay(クレジット)への登録は、以下の2ステップのみと簡単です。
- ホーム画面の「クレジット」をタップ
- 利用規約を確認し、「上記に同意して続ける」をタップ
PayPay(クレジット)からチャージする
PayPay(クレジット)からチャージするには。以下の3つの手順が必要です。
- ホーム画面の「チャージ」をタップ
- PayPay(クレジット)を選択し、チャージ金額を入力
- 入力内容を確認し、「チャージする」をタップ
PayPay(クレジット)にはPayPayカードが紐づいているため、翌月にPayPayカードの利用分とあわせて請求され ます。
PayPayでクレジットカードを使うときに気になるセキュリティの取り組み
電子マネーのPayPayを使ううえで、セキュリティ面が心配な人もいるかもしれません。
しかし、PayPayのセキュリティ性能は非常に高いといえます。万が一不正利用があっても全額を補償してもらえるため、ユーザーの安心感も大きいでしょう。
2021年1月から12月における「PayPay」の不正利用発生率
2021年の利用におけるPayPayの不正利用発生率は0.001% 。つまり、10万人に1人の割合となります。
一般的なクレジットカードと比較すると、不正利用のリスクは約50分の1ときわめて低いことがわかります。
■不正利用発生率の比較(2021年1月~2021年12月)
不正利用発生率 | |
PayPay | 0.001% |
クレジットカード | 0.047% |
参照:PayPayからのお知らせ
また、不正利用被害額においては、一般的なクレジットカードの500分の1以下です。不正利用のリスクが低いのは、ユーザーの安心感にもつながるでしょう。
セキュリティ面のリスクを最小限に抑えたいという人は、以下の3つの方法を実践しておくとなお安心です。
- 端末認証設定:スマホを紛失しても不正利用されにくい
- 利用可能額の設定:日、月単位で限度額を設定できる
- ログイン管理機能:複数の端末を利用している場合、すべての端末からログアウトでき、不正利用防止に役立つ
2022年9月から3Dセキュア2.0に対応
不正利用防止対策の一環として、PayPayは2022年9月から3Dセキュア2.0にも対応 しています。
「3Dセキュア2.0」とは、クレジットカードの本人認証サービスのこと。従来の「3Dセキュア1.0」とは、パスワードの形式が異なります。
■3Dセキュア1.0と3Dセキュア2.0の比較
概要 | メリット | |
3Dセキュア1.0 | 事前に自分で設定したパスワードで認証をおこなう | パスワードを自由に設定できる |
3Dセキュア2.0 | SMSなどでワンタイムパスワードを受けとり、認証をおこなう | パスワードを忘れる心配がない |
毎回異なるワンタイムパスワードが発行される3Dセキュア2.0なら、パスワードを忘れたり、毎回メモ帳をチェックしたりといった手間がかかりません。
利用しているスマホ以外の端末からアクセスがあるとSMSで通知される ため、不正利用の早期発見にもつながるでしょう。
なお、3Dセキュア2.0への登録は、PayPayではなく各カード会社のページからおこなうことになります。
予期しない被害が生じた場合は全額を補償
万が一PayPayで不正利用が発生した場合、被害額は全額補償されます。過去には、以下のようなケースでも補償が適用されました。
- アカウント乗っ取り:PayPayアカウントを他の人に利用される
- 支払い情報の登用:銀行口座情報を盗み取られ、他のアカウントの決済に利用される
- スマホの紛失・盗難:紛失、盗難に遭っている間に、勝手に決済される
ただし、利用者に故意や重大な過失がある場合、クレジットカード会社から補償される場合などは、補償の対象外となります。
24時間365日対応の電話サポート
万が一トラブルが発生したときは、PayPayお問い合わせ窓口(0120-990-634) に相談できます。
24時間365日対応しているため、いざというときもスムーズに対処してもらえるでしょう。
電話するのが難しいときは、問い合わせフォームから文面で相談することもできます。不正利用が疑われるときは、具体的な内容や金額などを伝えるとスムーズです。
PayPay利用を最大限お得にするならPayPayカード
毎日のPayPay決済を少しでもお得にしたいなら、PayPayカードがおすすめ。
数あるクレジットカードの中でも、以下のメリットを兼ね備えているのはPayPayカードだけです。
- PayPayの残高にチャージできる
- PayPayでの決済時でPayPay支払い特典(0.5〜1.5%)を受けられる
PayPayの利用で優遇されているPayPayカードですが、年会費は無料です。そのため、PayPayを普段から利用する人なら、発行しておいて損はありません。
PayPayカードで効率よく貯まれば、そのポイントを使ってさらにPayPayで買物を楽しめます。
ぜひこの記事を参考に年会費無料のPayPayカードを発行し、日々の支払いで効率よくポイントを貯めていきましょう。
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