自営業・個人事業主向けカードローン4選|審査に通るためのポイント・メリットデメリットを解説

「自営業でもカードローンの審査に通る方法は?」
「資金調達にも使えるの?」

本記事では、自営業、個人事業主向けのカードローンを4選ご紹介します。お読みいただければ、融資に通るポイントやローンの選び方が分かりますよ。

また、興味がある方は編集部が執筆したおすすめカードローンの記事もご確認ください。

一部のカードローンでは土日でも借り入れ可能!

公的融資制度やフリーローンなど他のお金を借りる方法では、基本的に土日は窓口の休業日になるため手続きができません。

しかし、年中無休で営業しているカードローンであれば、土日関係なく借り入れが可能です。

▼土日でも対応しているカードローン

24時間365日いつでも申し込める上、モアタイムシステムによって銀行窓口が休業日でも借入金を送金してもらうことができます。

2018年10月9日、モアタイムシステムをリリース。銀行間振込の24時間365日リアルタイム着金を実現。 今後、サービス提供金融機関を順次拡大。

引用元:金融庁「決済高度化に関する取組状況について」

自営業者の審査ポイント
お金の使途が重要視される

自営業の融資には使途が重視されます。なぜなら、事業資金に使うのか、生活資金に使うのかなど、使途によっては今後返ってこない可能性もあるからです。

自営業が借りられるお金を使途別にまとめました。

自営業が借りられるお金の種類

個人利用目的

生活費、旅費、医療費、介護費、娯楽費など、個人で利用するためのお金

事業資金目的

運営資金、設備費、開業費など、事業を運営していくために必要なお金

個人用か、事業用かによって借入先が変わるので、個人用向けのカードローンでは、事業用としての利用を禁止しています。その逆もありますのでご注意ください。

自営業と個人事業主の違い

自営業と個人事業主では、意味が少し異なります。

自営業は業種に関わらず、自分で事業を営んでいれば、全て自営業です。また、自営業は厳密には法人も含みます。一方個人事業主は、法人を設立せずに、自分で事業を営んでいる人を指します。

つまり、自営業と個人事業主では、法人化の有無が判断基準となるわけです。

法人向けローンを個人事業主は利用できない

自営業が利用できるローンの中に、法人向けローンがありますが個人事業主は法人ではないため、法人向けローンを利用できません。

法人向けローンとは、事業資金として数百~数千万円といったまとまったお金を、低金利で借りられる便利な商品です。

個人事業主である場合には「日本政策金融公庫」「銀行」「信用金庫・組合」「ビジネスローン・消費者金融・事業者金融」で資金調達を行いましょう。

自営業の個人的な借入に
消費者金融がおすすめ

自営業、また個人事業主が個人用でお金を借りる場合は、消費者金融カードローンが最も適しています。

なぜなら、希望通りの金額で借り入れすることができた個人事業主は、全体の35.%いるという調査結果があるからです。

希望通りでないが借り入れできた個人事業主を含めると47.2%にもなります。(2022年から3年以内に借り入れ経験者)※2022年金融庁発表「貸金業利用者に関する調査・研究より

2〜3ヶ月以上安定した収入があれば、ローンの申し込みは可能なので覚えておきましょう。

自営業におすすめの消費者金融4

会社名 融資可能スピード 審査通過率 審査時間 無利息期間 金利 バレづらさ 公式サイト
①プロミス


最短3分融資※4
38.8※1
最短3※4

最大30日間※1
4.5~17.8% バレづらい 詳細を見る
②アイフル

最短18分融資※3
32.9%※1
最短18※3

最大30日間※1
3.0~18.0 バレづらい 詳細を見る
③レイク
レイク

最短即日融資※2
公表データなし
お申し込み後、
最短15

最大180日間※ 1
4.5~18.0% バレづらい 詳細を見る
④三井住友カード
カードローン(振込専用)

最短
即日融資
公表データなし
最短5

なし※1
1.5~14.5%※1 バレづらい

※1 2022年5月確認時点
※2 21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。
一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
※3 お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。
※4 お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

出典:プロミス「決算短信2022年3月期」
出典:アイフル「決算2022年3月期」

事業資金としても使える
プロミス


出典:プロミス

運営会社 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
申込方法 WEB完結
(フリーコール、無人契約機も可)
融資スピード 最短3分融資
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
無利息期間 30
金利 4.5%~17.8%
借入上限額 500万円
提携ATM セブン銀行、ローソン銀行、イーネットなど
開催中のキャンペーン
利用限度額の増額で最大100,000円相当のVポイント付与
ネット会員サービスから増額申請し手続きまで完了した場合に抽選で3,000名にプレゼント
2023年3月1日~2023年5月31日まで
 

プロミスの金利は4.5〜17.8%で、18歳以上74歳以下で基本的な収入があれば、自営業や個人事業主でも申し込みができます。

※お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)・収入が年金のみの方はお申込いただけません。

資金使途の中に事業費も含まれているほか、Webで申し込みが完結・アプリで借り入れ、返済が可能など、使い勝手の良いローンと言えます。
※プロミスの審査時間は最短3分です。
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

初めて利用する方は初回借り入れの翌日から30日間の無利息サービスを受けられますよ。

\土日も最短10秒で振込融資/
プロミスを申し込む
プロミスの詳細はこちら→

自営業でも申し込み可能
アイフル


出典:アイフル

運営会社 アイフル株式会社
申込方法 WEB完結
(自動契約機、お電話も可)
融資スピード 最短18分※1
無利息期間 初めての方なら最大30日間
金利 3.0%~18.0%
借入上限額 800万円
提携ATM セブン銀行、ローソン銀行、イーネット、イオン銀行など

※1 お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。

開催中のキャンペーン
【お友達紹介】10,000円分のVプリカをプレゼント
・ご紹介いただいた「お知り合いの方」が初めてご契約されることが条件。
 お一人様ご紹介毎に、10,000円分のVプリカをプレゼント。
※具体的なキャンペーン適用条件については、公式サイトをご確認ください

現金5,000円をプレゼント
・初めてご契約されるお客様で、専用ページから申込みを行い、ご契約時に利用限度額を「30万円以上」に設定し、ご契約完了時点でWEBからご本人名義の金融機関口座の振替登録を済ませているお客様が対象。

※具体的なキャンペーン適用条件については、公式サイトをご確認ください

アイフルの金利は3.0〜18.0%で、20〜69歳までで一定収入があれば、自営業やフリーランスでも申し込みできます。

また、最短18分の審査で融資を受けられます(※お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます)。融資を急いでいる場合は、申し込み後に電話をすれば、優先して審査をしてもらえる可能性もあります。

また、即日融資にも対応しており、初めて利用する方は契約日の翌日から30日間の無利息サービスを受けられます

\最短18分でキャッシング/
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アイフルの詳細はこちら→

安定した収入があれば自営業でも申し込み可能
レイク

出典:レイク 

運営会社 新生フィナンシャル株式会社
申込方法 WEB完結
(自動契約機、電話も可)
融資スピード 最短即日融資 
※21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。
一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。

無利息期間 180日間※2
金利 4.5%~18.0%(実質年率)
借入上限額 1万円~500万円
提携ATM セブン銀行、ローソン銀行、イーネットなど


※2≪180日間無利息の注釈≫※初めてなら初回契約翌日から無利息※無利息期間経過後は通常金利適用。※30日間無利息、60日間無利息、180日間無利息の併用不可。※ご契約額が200万超の方は30日無利息のみになります。※契約額1万円~200万円まで≪貸付条件≫融資限度額 1万円~500万円貸付利率 4.5%~18.0%ご利用対象 年齢が満20歳以上70歳以下の国内に居住する方,ご自分のメールアドレスをお持ちの方,日本の永住権を取得されている方遅延損害金(年率) 20.0%ご返済方式 残高スライドリボルビング/元利定額リボルビングご返済期間・回数 最長5年、最大60回必要書類 "運転免許証※収入証明(契約額に応じて、新生銀行フィナンシャルが必要とする場合)担保・保証人 不要※商号:新生フィナンシャル株式会社※貸金業登録番号:関東財務局長(10) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号

 
開催中のキャンペーン
【Web限定】①お借入れ額全額 60日間 利息0円
・レイクではじめてのご契約なら無利息期間が①②から一つ選べます。
②お借入れ額のうち5万円まで 180日間 利息0円
・レイクではじめてのご契約なら無利息期間が①②から一つ選べます。
※具体的なキャンペーン適用条件については、公式サイトをご確認ください

※具体的なキャンペーン適用条件については、公式サイトをご確認ください

レイクの金利は4.5〜18.0%で、満20〜70歳までで安定した収入があれば、自営業や個人事業主でも申し込みができます。

また、最短15秒の事前審査を受け、21時(日曜日は18時)までに契約手続きが完了すれば、即日融資が可能です。さらに、申し込みの条件によって無利息期間を自分で選択することができます

無利息期間について
  • 30日間:電話または自動契約機で申し込み、契約額が200万円以上
  • 60日間:Web申し込み限定、200万円までの借り入れ
  • 180日間:借入額200万円のうち5万円までの借り入れ

※併用不可・無利息期間は初回契約日から
≪60日・180日共通の注釈≫※初めてなら初回契約翌日から無利息※無利息期間経過後は通常金利適用。※30日間無利息、60日間無利息、180日間無利息の併用不可。※ご契約額が200万超の方は30日無利息のみになります。
≪60日間無利息の注釈≫※Webで申込いただき、ご契約額が1~200万円の方。※Web以外で申込された方は60日間無利息を選べません。
≪180日間無利息の注釈≫※契約額1万円~200万円まで
≪30日間無利息の注釈≫※契約額1万円~500万円まで※Web申込でも契約額200万円を超えた場合30日間無利息※Web以外(自動契約機や電話)で申し込んだ場合は30日間無利息を選択できる
≪貸付条件≫融資限度額 1万円~500万円貸付利率 4.5%~18.0%ご利用対象 年齢が満20歳以上70歳以下の国内に居住する方,ご自分のメールアドレスをお持ちの方,日本の永住権を取得されている方遅延損害金(年率) 20.0%ご返済方式 残高スライドリボルビング/元利定額リボルビングご返済期間・回数 最長5年、最大60回必要書類 “運転免許証※収入証明(契約額に応じて、新生銀行フィナンシャルが必要とする場合)担保・保証人 不要※商号:新生フィナンシャル株式会社※貸金業登録番号:関東財務局長(10) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号

\選べる無利息サービス/
レイクを申し込む
レイクの詳細はこちら→

個人用として利用可能
三井住友カード カードローン(振込専用)


出典:三井住友カード

運営会社 株式会社三井住友銀行
申込方法 WEB完結
融資スピード 最短5分でお借入れ可能
無利息期間 ▼キャンペーン中▼
最大3ヵ月間お利息0円
金利 1.5%~15.0%
借入上限額 900万円
提携ATM 三井住友銀行ATM、三菱UFJ銀行ATM、みずほ銀行ATMなど

※1 最短5分の会員番号発行は、新規契約時点でのご利用枠は50万円でのお申込みとなります。
  最短5分の会員番号発行 受付時間:9:00〜19:30

開催中のキャンペーン
最大3か月利息が0円!
・2023年1月以降に三井住友カードカードローンに入会して、借入れした方を対象に、利息が最大3か月無料!
 申込期間:2023年1月1日~2023年4月30日

三井住友カードのカードローンの金利は1.5〜15.0%※1で、20〜69歳までであれば、雇用形態に関係なく申し込みができます。

自営業や個人事業主が事業資金として融資を受けることはできず、個人用のみに限られている点にご注意ください。審査は最短5分で完了し※1、最短即日融資も可能です。

※1 2022年5月確認時点

個人事業主には不向き
銀行カードローン

銀行カードローンは、消費者金融よりも金利が低いことが魅力的ですが、審査が厳しめです。

そのため自営業者や個人事業主は、一般的な会社員と比較して収入が安定しないと判断される可能性が高く、審査に落ちやすい傾向があります。

安定した収入を求めている銀行カードローンは、自営業者や個人事業主には不向きな可能性もあるので、その場合は消費者金融カードローンを利用してみてください。

自営業(個人事業主)に知ってほしい
消費者金融で借り入れするメリット

自営業(個人事業主)が消費者金融で借り入れするメリット
  1. 最短で即日の融資が受けられる
  2. 50万円以下なら収入証明書がいらない
  3. 雇用形態などに制限がない

1.最短で即日の融資が受けられる

大きなメリットは、即日融資に対応していることです。審査は、最短5~30分ほどで完了するので、急な出費が必要になった場合でも安心です。

また、Webから約10分で申し込めるので、店頭まで行く必要もありません。ただし、申し込みの時間帯や審査によっては、即日融資ができない場合もあります。

2.50万円以下の借り入れなら収入証明書がいらない

借入限度額が50万円以下である場合は、収入証明書の提出は必要なく、本人確認書類だけでOKです

次のいずれかに該当する貸付けの契約(保証契約を除く)を締結しようとする場合、顧客から資力を明らかにする書面を徴求すること
貸付けの金額(極度方式基本契約にあっては、極度額)が、既存の貸付けの契約の貸付けの残高(極度方式基本契約にあっては、極度額)と合算して50万円を超える貸付けに係る契約

引用元:日本貸金業協会

源泉徴収票や給与明細といった証明書がすぐに用意できない時にはとても便利なサービスと言えます。

3.雇用形態などに制限がない

消費者金融カードローンは、職業や雇用形態を問わず、申し込みが可能です。またカードローンの申し込み条件は、20歳以上69歳以下であることと、安定した収入があること。

自営業、個人事業主だからといって、審査を拒否されることはないので、条件を満たしている方は積極的に申し込んでみましょう。

自営業(個人事業主)に知ってほしい
消費者金融で借り入れするデメリット

自営業(個人事業主)が消費者金融で借り入れするデメリット
  1. 銀行より金利が高い
  2. 安定した収入が必要となる
  3. 借り入れする目的がはっきりしていないと通りにくい

1.銀行より金利が高い

消費者金融は銀行と比較すると、金利が高めに設定されています。大手消費者金融の金利は以下の通りです。

社名 金利
プロミス 4.5~17.8%
アイフル 3.0~18.0%
アコム 3.0~18.0%
SMBCモビット 3.0~18.0%
レイク 4.5~18.0%

どの消費者金融も金利の上限は18.0%前後であるのに対し、銀行の場合は14.0%前後なので、約4.0%の差があります。

例えば、30万円を1年間借り入れると、消費者金融で借りた場合、銀行で借りるよりも約12,000円多く利息を支払うことになります。

2.安定した収入が必要となる

先程もお伝えした通り、消費者金融で借入を申し込むには、安定した収入が必要になります。

自営業は、会社員などと比べると毎月の収入にムラができやすく、審査の通過が難しいこともあるため、ご注意ください。

3.借り入れする目的がはっきりしていないと通りにくい

カードローンの申し込み時には、個人用か事業費用か融資の使途を問われます。この際、具体的な使い道を答えられないと、ローン会社の審査を通りにくくなるので、ご注意ください。

特に個人事業主は、個人用と事業費用を混同しやすい傾向にありますので気をつけましょう。

事業資金としての借り入れに
公的融資制度がおすすめ

「公的融資制度」は、利息による利益を目的としていないので、自営業者などであっても低金利かつ好条件でまとまったお金を融資してくれます

一般的なローンでは自営業・個人事業主は高金利な条件提示をされることが多いため、少しでも金利を抑えるのであればぜひ検討してみてください。

公的融資制度を3つご紹介

公的融資制度
  • 日本政策金融公庫
  • 小規模共済
  • 国の制度

自営業(個人事業主)でも使いやすい
日本政策金融公庫の融資制度

日本政策金融公庫は、国民や中小企業、農林水産業者の支援を融資という形で行っている金融機関です。自営業や中小企業の営業状態を向上させ、国民の生活向上を目的としているので、利益目的ではありません。

融資してもらうには審査に通る必要があり、数週間と時間はかかりますが、金利はかなり低く設定されています。

日本政策金融公庫では、100種類以上の融資制度が用意されていますが、その中でも自営業者が利用しやすい制度を3つ紹介します。

自営業者が利用しやすい制度

一般貸し付け 

事業を営む人であれば、ほとんどの人が利用できる制度で、最大7,200万円まで融資してもらえます。金利は、0.57~3.05%です。

経営環境変化対応資金

社会的な変化などにより、一時的に売り上げが減少しているものの、中長期的に業績が回復する見込みのある人が利用できる制度です。融資限度額は4,800万円で、金利は0.57~3.05%です。

新規開業資金

新しく事業を始める人は初期費用として、起業後7年以内の人は事業を軌道に乗せるための投資として利用できる制度です。融資限度額は7,200万円で、金利は0.57~3.05%です。

利率は金融情勢によって変動いたしますので、記載されている利率とは異なる場合がございます。詳細は公式サイトでご確認ください。

■経営環境変化対応資金(セーフティネット貸付)
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/07_keieisien_m.html■新規開業資金
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/01_sinkikaigyou_m.html

より低金利に
小規模企業共済での借入

小規模企業共済とは、中小企業を起業から発展まで支援する中小機構が行っている制度で、個人事業主などのための、積み立てによる退職金制度です。

小規模共済では、積み立てている退職金を担保に融資する貸付制度が7種類あります。

コロナ禍の影響なら
国の制度がおすすめ

新型コロナウイルスの影響で経営状況が悪化した場合は、国からの支援を受けることができ、利用できる制度は経営状況によって異なります。

制度

セーフティネット貸付

日本政策金融公庫が実施している、今後売上減少の影響が見込まれる場合に利用できる制度です。現状、売り上げが減少していなくても利用できます。上限は4,800万円で、基準金利は1.81%です。

引用:日本政策金融公庫|セーフティネット貸付  2022年5月確認時点

公的融資制度は
実際に借りられるまで1ヶ月以上かかる

公的融資制度は金利が低いので利用しやすいですが、審査や書類の確認を慎重に行うため、実際に融資を受けるまでに早くても1ヶ月程度かかります。

そのため、なるべく早く融資を受けたい人には向いていません。申し込みから2ヶ月程度はかかると想定して、余裕を持って申し込むようにしましょう。

事業資金が一刻も早く必要なら
ビジネスローンがおすすめ

自営業者が事業資金を借りる場合、法人や個人事業主向けのビジネスローンを利用できます。ビジネスローンは総量規制対象外なので、数百万円~1,000万円以上の融資が期待できます。

さらに、公的融資制度よりも審査が早いので、申し込みから最短即日~3日程度で融資を受けられる可能性もあります。ただし、借り入れたお金は個人目的では使えず、事業資金としてのみ利用できます。

自営業者におすすめ
ビジネスローン4

自営業者におすすめのビジネスローン4選
  1. AGビジネスサポート
  2. プロミス自営者カードローン
  3. レイク de ビジネス
  4. PayPay銀行のビジネスローン

対象年齢が広い
AGビジネスサポート

融資対象者は個人事業主が69歳まで、法人は75歳までです。

「事業者向けビジネスローン」と「事業者向けカードローン」の2種類があり、まとまった資金を借りて計画的に返済したい場合は前者、繰り返し利用したい場合は後者を選びましょう。

最短即日借り入れ可能で、来店不要で申し込めるため、急ぎであっても安心です。

AGビジネスサポートを申し込む

事業・生計費用どちらも〇
プロミス自営者カードローン

融資対象者は20〜65歳までの自営業者で、事業費用だけでなく生計費用としても借りられます。金利は6.3~17.8%で、最短即日融資が可能です。

ただし、Web申し込みに対応していないので、自動契約機を利用する必要があります。

プロミス公式サイトをチェックする

個人でも70歳までOK
レイク de ビジネス

個人事業主が事業費用としてのみ借りられるサービスで、満20〜70歳までの人が対象です。 

融資限度額は500万円で、金利は4.5~18.0%です。

自動契約機で19時30分(日曜日は19時)までに手続きを完了させれば、即日の借り入れも可能です。

レイク de ビジネスを申し込む

低金利かつ起業したてでも〇
PayPay銀行のビジネスローン

満20〜69歳までの個人事業主、法人が対象で、金利は1.8~13.8%です。

個人事業主向けのローンは、起業したばかりでも借り入れが可能ですが、法人向けのローンは、業歴2年以上または決算を2期終了していなければ、借り入れができません。

また、PayPay銀行には、ヤフー出店者専用のビジネスローンもあり、「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!ストア」向けの場合、金利の上限が年8.2%となっています。

PayPay銀行ビジネスローンを申し込む

自営業者(個人事業主)の事業資金融資なら
ビジネスローンがおすすめ

事業向けのローンは、必要な時に何度でも借りられるカードローン方式と、新たに申し込んで審査を受ける必要がある証書貸付方式の2種類。

いつでも資金が用意できるように準備したい場合には、カードローンが向いています。一方、使用目的が事業用資金とハッキリしているのであれば、ビジネスローンがおすすめです。

個人事業主でも銀行のビジネスローンでなら高額融資が受けられる

銀行のビジネスローンは、金利を抑えることができ、即日融資はできないものの、申し込みから3日~1週間程度で高額な融資を受けられます。

ただし、銀行では慎重に審査が行われる傾向があり、厳しい可能性もあります。特に事業の安定性は重視されるため、収入が不安定な方は通りにくいことも

また、個人事業主の場合はそもそも申し込みできない場合があります。加えて、起業したばかりの人や、金融取引が少ない人は、返済能力の有無を判断しきれないため、銀行は貸し付けを渋る可能性があります。

個人事業主には信用金庫のローンもおすすめ

大手都市銀行にはありませんが、地域に密着した信用金庫や地方銀行では、個人事業主向けローンの取り扱いがあります。

ただし、地方銀行や信用金庫は、銀行の営業範囲内に居住している、または勤務していることが条件となため、ご注意ください。

自営業は決算書や確定申告書が必要となる

カードローンの審査に必要な書類として、収入証明書類がありますが、自営業は最新の確定申告書になることが多いです。

収入証明を提出する目的としては、直近の2年間赤字などにもならず、きちんとした収入を得ることができていることを確認するためです。

また、申込先によっては、会社や事業に関する書類を別に求められることもあるので、必要書類を前もって確認しておく必要があります。

自営業(個人事業主)が気を付けるべき
カードローン審査のポイント4

自営業(個人事業主)のカードローン審査のポイント
  1. 事業情報が審査で重視される
  2. 給与明細は収入証明書として利用できない
  3. 自営業なら事業証明書を発行しておくのがおすすめ
  4. 借入希望額が多いと審査で不利になることもある

1.事業情報が審査で重視される

個人向けのカードローンと違い、ビジネスローンでは事業の経営年数、事業の利益率など、事業の経営状況が審査において重視されやすいです。

また、申込者の信用情報も確認される可能性があるので、個人として返済の滞納や延滞をしないように気をつけましょう。

2.給与明細は収入証明書として利用できない

個人向けローンでは源泉徴収票や給与明細を収入証明書として利用できます。

しかし、ビジネスローンでは申込者本人がそれらを作成するケースが多く、書類の内容を改ざんできてしまうため、源泉徴収票や給与明細は利用できません

代わりに、確定申告書、決算書、収支内訳書が必要になり、役所や税務署まで行かなければいけない可能性もあるので、余裕を持って用意しておきましょう。

3.自営業なら事業証明書を発行しておくのがおすすめ

役所で発行できる事業の所在地を証明する書類である事業証明書は、事業者としての信用度が高くなり、審査で有利に働く可能性があるので、自営業や個人事業主として届け出を行っている場合は、事業証明書の発行がおすすめです。

4.借入希望額が多いと審査で不利になることもある

必要以上に高額な融資を希望すると、お金に困っている・返済能力が低い可能性があると認識されてしまうため、審査通過が難しくなる可能性があります。

また、カードローンの借入希望金額が高額になればなるほど、審査が厳しくなります。ビジネスローンで借り入れをする際は、必要最低限の金額で申し込むようにしましょう。

自営業向けのカードローンに関するまとめ

カードローンは、審査があるため必ずしも借りられるものではありません。特に自営業者や個人事業主は、収入が安定していると判断されにくく、審査に通りにくい傾向があります。

そのため、上記を参考にして慎重に借入先を選んでください。

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※価格は全て税込価格になります
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※掲載の法人、機関または商品を購入・申込すると、売上の一部が編集部に還元されることがあります