楽天ゴールドカード がおすすめの人とは?利用するメリットや他の楽天カードとの違いを詳しく解説

楽天ゴールドカードは、年会費2,200円(税込)で手軽に持てるゴールドカードです。

楽天カードは、年会費無料の一般カードと、年会費11,000円(税込)の楽天プレミアムカードも発行されています。

そのなかで、楽天ゴールドカードの特徴やメリットが分かりづらいと感じる方も多いようです。

そこでこの記事では、楽天ゴールドカードのメリットとデメリット、注意点、向いている方について、詳しく解説します。

いくつかのゴールドカードと比較する場合には、ゴールドカードのおすすめ人気ランキング17選もご覧ください。

楽天ゴールドカードの基本情報をおさらい

まずは楽天ゴールドカードの基本情報を確認しましょう。

出典:
楽天ゴールドカード

年会費 2,200円 申し込み資格 20歳以上
ポイント還元率 1.00%~3.00% 電子マネー
スマホ決済
楽天Edy
Apple Pay
Google Pay
楽天ペイ
ポイント使用例 ANAマイル
JALマイル
(楽天ポイント)
付帯保険 海外旅行保険
国際ブランド 追加カード 家族カード:年会費550円
ETCカード:年会費無料

 

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基本情報

楽天ゴールドカードは、年会費2,200円(税込)のゴールドカードです。

国内空港ラウンジを年2回まで無料で利用できるサービスや、ニューヨーク・ホノルル・パリ・ミラノ・上海など世界44拠点にある日本語対応を受けられるトラベルデスクが無料で利用できるなど、旅行サービスが付帯しています。

また、誕生月に楽天市場や楽天ブックスでの支払いに利用すると、通常よりもポイントが+1倍になるという特典もあります。

ゴールドカードとしては安い年会費

楽天ゴールドカードの年会費2,200円(税込)は、一般カードの年会費無料に比べるとやや負担に感じるかもしれませんが、一般的なゴールドカードのなかではかなりリーズナブルな設定です。
他社のゴールドカードは、以下のとおり年会費5,000円から1万円程度のものがほとんどです。

カード名 年会費(税込)
楽天ゴールドカード 2,200円
三井住友カード ゴールド(NL) 5,500円
JCBゴールド 11,000円
dカードGOLD 11,000円
ビューゴールドプラスカード 11,000円

より詳細にゴールドカードと比較したい場合には、ゴールドカードのおすすめ人気ランキング17選もご覧ください。

デザインと国際ブランド

楽天ゴールドカードのデザインは1種類のみです。

年会費無料の通常の楽天カードは、以下のように豊富なデザインが用意されており、好きなものを選択できます。

楽天カードの豊富なデザイン
  • 通常デザイン
  • お買いものパンダ
  • ディズニーキャラクター(2種類)
  • スポーツ・エンターテイメント(4種類)

一方、楽天ゴールドカードは通常デザインのみで、デザインは選択できません。楽天ゴールドカードもほしいけれど好きなデザインの楽天カードも持っていたいという場合、楽天カードでは2枚目のカードを発行することも可能です。

デザイン性も重視したい方は、編集部の執筆したデザインの良いクレジットカードについての記事もご確認ください。

楽天ゴールドカードの国際ブランドは、以下3つ から選択可能です。

楽天ゴールドカードの国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard
  • JCB

VisaとMastercardはタッチ決済に対応しています。

タッチ決済とは 、お店の端末にカードをかざすだけで決済ができるサービスのことです。カードを端末に差し込む必要がなく、サインや暗証番号の入力も不要でスピーディーに支払いができるのが特徴です。

なお、タッチ決済による支払いでも、通常のカード払いと同じように100円の利用につき楽天ポイント1ポイントが貯まります。

タッチ決済は、対応している端末を導入しているお店でのみ利用可能です。キャッシュレス決済が普及するなかで、コンビニや郵便局、ファーストフードチェーン店など、多くのお店がタッチ決済に対応するようになっています。

海外ではタッチ決済が日本よりも普及しています。タッチ決済対応のカードを持っていることで、海外旅行や出張先でもスムーズに支払いを行うことができるでしょう。

タッチ決済はカードを店員に手渡す必要がないことから、紛失やカード情報を盗まれるリスクが低いのも、大きなメリットの1つです。

ただし、楽天ゴールドカードのJCBを選択すると、タッチ決済が利用できないことに注意しましょう。

ちなみに、通常の楽天カード や楽天PINKカード 、楽天プレミアムカード は、Visa・Mastercard・JCBに加えてAmerican Expressも選択可能です。

2枚目として持つこともできる

楽天カードは、1人で2枚持つことができます。そのため、すでに楽天カードや楽天PINKカードをお持ちの方であっても、2枚目のカードとして楽天ゴールドカードを持つことが可能です。

楽天ゴールドカードを2枚目として持つことにより、1枚目の楽天カードと用途や付帯サービスを使い分けることができます。

また、一般カードから上位カードなどへカードを切り替えると旧カードのカード情報が無効となるため、電話代や電気代、ガス代などカード払いで登録していた毎月の継続支払いができなくなり、すべての継続支払いのカード情報を変更する手続きが必要です。

しかし、2枚目のカードとして楽天ゴールドカードを発行すれば、1枚目のカードも引き続き使えるため、継続支払いの変更手続きをしなくても不都合なく支払いができます。

ただし、すでに楽天プレミアムカードをお持ちの方は、2枚目のカードとして楽天ゴールドカードを持つことはできません 。

楽天ゴールドカードを利用するメリット

年会費2,200円(税込)の楽天ゴールドカードを利用するメリットについて、ここから説明します。

国内空港ラウンジを年2回まで利用できる

楽天ゴールドカードを持っていると、国内のの空港ラウンジを年2回まで無料で利用できます。海外ではハワイにあるダニエル・K・イノウエ国際空港も対象となっています。

空港ラウンジとは、空港内に設置された特別待合室のことです。ドリンクや新聞、雑誌が無料で利用でき、ソファーやデスクなどでくつろいで搭乗待ち時間を過ごすことができます。

また、ソファーやデスクごとに電源コンセントが利用できるため、スマートフォンの充電やノートパソコンの使用も可能です。

ラウンジの受付で楽天ゴールドカードと当日の搭乗が確認できるものの2つを提示すれば、年2回まで空港ラウンジを利用可能。年2回とは、具体的には毎年9月1日から翌年8月31日までの1年間で2回 となります。

楽天ゴールドカードで利用可能な空港ラウンジは、以下のとおり です。

地域 空港 ラウンジ
北海道 新千歳空港 「スーパーラウンジ」

「ノースラウンジ」

函館空港 「国内線ビジネスラウンジ」
旭川空港 「ラウンジ大雪(TAISETSU)」
東北 青森空港 「エアポートラウンジ」
秋田空港 「ラウンジロイヤルスカイ」
仙台国際空港 「ビジネスラウンジ」
北陸 新潟空港 「エアリウムラウンジ」
富山空港 「らいちょう」
小松空港 「スカイラウンジ白山」
東海 中部国際空港セントレア 「プレミアムラウンジセントレア」

「第2プレミアムラウンジ セントレア」

富士山静岡空港 「YOUR LOUNGE」
関東 成田空港 第1旅客ターミナル 「IASS EXECUTIVE LOUNGE 1」
成田空港 第2旅客ターミナル 「IASS EXECUTIVE LOUNGE 2」
羽田空港 国内線ターミナル 第1旅客ターミナル 「POWER LOUNGE SOUTH」

「POWER LOUNGE NORTH」

「POWER LOUNGE CENTRAL」

羽田空港 国内線ターミナル 第2旅客ターミナル 「POWER LOUNGE NORTH」

「エアポートラウンジ(南)」

「POWER LOUNGE CENTRAL」

近畿 関西国際空港 「六甲」

「アネックス六甲」

「金剛」

「NODOKA」

伊丹空港 「ラウンジオーサカ」
神戸空港 「ラウンジ神戸」
中国 岡山空港 「ラウンジ マスカット」
広島空港 「ビジネスラウンジ「もみじ」」
米子鬼太郎空港 「ラウンジDAISEN」
山口宇部空港 「ラウンジきらら」
出雲縁結び空港 「出雲縁結び空港エアポートラウンジ」
四国 高松空港 「ラウンジ讃岐(さぬき)」
松山空港 「ビジネスラウンジ」

「スカイラウンジ」

徳島阿波おどり空港 「ヴォルティス」
高知龍馬空港 「ブルースカイ」
九州 福岡空港 「ラウンジTIME/ノース」

「ラウンジTIME/サウス」

「ラウンジTIMEインターナショナル」

北九州空港 「ラウンジひまわり」
九州佐賀国際空港 「Premium Lounge さがのがら。」
大分空港 「ラウンジくにさき」
長崎空港 「ビジネスラウンジ「アザレア」」
阿蘇くまもと空港 「ラウンジ「ASO」」
宮崎ブーゲンビリア空港 「ブーゲンラウンジひなた」
鹿児島空港 「スカイラウンジ菜の花」
沖縄 那覇空港 「ラウンジ華(hana)」
海外 ハワイ/ダニエル・K・イノウエ国際空港 国際線ターミナル 「IASS HAWAII LOUNGE」

楽天ゴールドカードで空港ラウンジを無料利用できるのは、カード会員のみです。同伴者は有料となります。なお、家族カードを持っていれば本カード会員と同様にラウンジの無料利用が可能です。

誕生月はポイントが最大4倍

誕生月に楽天市場と楽天ブックスで楽天ゴールドカードを利用すると、「お誕生月特典分」として楽天ポイントが+1倍貯まります。

誕生月とは、カード会員の誕生日を含む月の1日0:00から末日23:59のことです。この期間に楽天市場、楽天ブックスで買い物した代金の1%が、誕生月の2か月後の末日に楽天ポイントとして還元されます。

楽天ゴールドカードは、楽天市場での買い物代金が以下のとおり3%ポイント還元されるカードです。

買い物代金が3%ポイント還元
  • 楽天市場での買い物…1%
  • 楽天カード通常分…1%
  • 楽天カード特典分…1%

この3%にお誕生月特典分が加わると楽天市場でのポイント還元率は4%、つまり通常の4倍のポイントが貯まります。

ただし、誕生月の特典は上限として月間2,000ポイントと決められています。誕生月に楽天市場で20万円以上の買い物をしても、お誕生月特典分は上限である2,000ポイントしか付与されません。

より多く楽天ポイントを貯めたい方は、編集部の執筆した楽天ポイントの貯め方についての記事もご確認ください。

利用限度額は最大200万円

楽天ゴールドカードの利用限度額は、最大で200万円が設定されます。

クレジットカードは利用限度額の範囲内で決済ができ、カードを利用した代金を支払った分だけ利用限度額が復活します。

利用限度額はカード申し込みのときの審査で職業や収入などによりカード会社が決定します。ただ、どれだけ収入が高かったとしても、カードごとに設定される利用限度額の上限が決められています。

楽天ゴールドカードだと支払い能力さえあれば、最高で200万円の利用限度額が設定される可能性があります。

ただし、楽天ゴールドカードの利用限度額も、通常の楽天カードをはじめ多くのクレジットカードと同様、申込者の支払い能力に応じてカード会社が決定します。

そのため、必ず利用限度額が200万円に設定されるわけではないことに注意しましょう。

ETCカードを無料で利用できる

楽天ゴールドカードは、ETCカードが年会費無料で利用できます。

通常の楽天カードや楽天PINKカードだと、ETCカードの年会費としての毎年550円(税込)がかかります。

しかし、楽天ゴールドカードはETCカードの年会費が永年無料です。ETCカードの利用も考えている方には、よりお得なカードと言えるでしょう。
なお、楽天カードの一般カードや楽天PINKカードであっても、楽天PointClubの会員ランクがプラチナ会員またはダイヤモンド会員ならETCカードの年会費は無料になります。

ETCカードについては、編集部が執筆したETCカードの作り方で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

世界38カ所のトラベルデスクを利用可能

楽天ゴールドカードは、海外旅行・出張中にサポートが受けられるトラベルデスクが利用可能です。

トラベルデスクは、ニューヨークやハワイ(ホノルル)、パリ、ミラノ、上海をはじめ世界44拠点(2022年11月1日現在)に設置されています。

トラベルデスクが対応してくれる内容は、主に以下3つです。

トラベルデスクが対応してくれる内容
  • 緊急時の各種案内
  • 現地情報の紹介
  • 各種予約・手配

緊急時の各種案内では、海外でパスポートやクレジットカードが紛失・盗難の被害に遭ったときの手続きや対処法、病気やケガなどで現地の病院で診察・治療を受けたかったりといったトラブルをサポートしてくれます。

また、現地情報の紹介では、都市・観光情報をはじめ、観光や移動に役立つさまざまな情報を提供してもらうことが可能です。現地でのレストランやオプショナルツアーの予約・手配もサポートしてくれます。

充実したセキュリティ対策

楽天ゴールドカードは、セキュリティ対策も充実しています。

24時間365日体制で不審なカード利用を監視 し、万が一不正利用と思われるカード利用は取引を保留にしてくれます。

不正利用と思われるカード利用とは、たとえば以下のようなものです。

不正利用と思われるカード利用の例
  • 直近のカード利用時間と場所から見て、同一人物の利用とは考えられない高額なカード利用
  • 海外での高額なカード利用

このような不審なカード利用があれば、カード取引をストップしてカード会社からメールや電話で「本当にカードを利用したか?」という確認があります。

これにより、知らない間にカードを不正利用される危険性がかなり下がります。

また、クレジットカードの利用で心配なのが、個人情報の流出です。住所や氏名、生年月日はもちろん、どこでカードを使ったかという情報が漏洩して第三者に知られることは避けたいもの。

もし個人情報が第三者に知られてしまうと、詐欺や犯罪に巻き込まれる恐れがあります。

楽天カードはISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証を取得 している企業です。

ISMS認証とは、第三者審査登録機関による厳しい審査をクリアすることにより得られる国際規格の認証です。

つまり、楽天ゴールドカード会員の個人情報は国際的にみて安全に管理できる体制が取れており、十分なセキュリティ対策が取られていると言えます。

楽天ゴールドカードのデメリット・注意点

楽天ゴールドカードはメリットだけでなく、デメリットや注意点もあります。

年会費がかかる

楽天ゴールドカードは、年会費2,200円(税込)が必要です。

ただし、年会費がかかる分、ゴールドカードならではの特典・サービスが付帯しており、空港ラウンジサービスや楽天市場・楽天ブックスでのお誕生月特典、トラベルデスクなどを利用できるメリットもあります。

また、他社ゴールドカードとくらべると年会費は低く抑えられています。

しかし、特典・サービスの利用機会があまりない場合、持っているだけで年会費がかかることはデメリットになるでしょう。楽天カードの一般カードは年会費永年無料でカードを持つためのコストが一切かからないので、カードの利用機会が少ないのであれば一般カードのほうがメリットが大きいかもしれません。

年会費でお悩みの場合には、編集部が執筆した年会費無料のクレジットカードの記事もご確認ください。

SPUのポイントアップは対象外

楽天市場では、SPUというポイントアップの制度があります。

SPUは、Super Point Up Program(スーパーポイントアッププログラム)の略で、楽天モバイルや楽天銀行、楽天証券といった対象の楽天サービスを利用することで、楽天市場のポイント倍率が上がっていく仕組みです。

SPUでは、種類を問わず楽天カードで買い物をすると以下2つのポイントアップが受けられます。

2つのポイントアップ
  • 楽天カード 通常分…+1倍
  • 楽天カード 特典分…+1倍

このポイントアップは、楽天ゴールドカードも対象です。ただし、楽天ゴールドカードならではのポイントアップはありません。つまり、楽天ゴールドカードのSPUでのポイントアップは、年会費無料の楽天カードや楽天PINKカードなどと同等です。
楽天カードの上位カードである楽天プレミアムカードであれば、上記のポイントアップに加え、さらに楽天プレミアムカードならではの+2倍のポイントアップがあります。

楽天ゴールドカードは、そういった独自ののポイントアップの恩恵は受けられないため、この点はデメリットと言えます。

より還元率の高いクレジットカードを持ちたい方は、編集部の執筆したポイント還元率の高いクレジットカードの記事もご確認ください。

空港ラウンジに無料で入れるのは本人だけ

楽天ゴールドカードは、年2回まで対象の空港ラウンジを無料で利用できます。ただ、空港ラウンジを無料利用できるのはカードを持っている本人だけです。

楽天ゴールドカードを持っている人と同伴して空港ラウンジを利用する人は、1回1,000円前後(ラウンジにより若干異なる)のラウンジ利用料を支払う必要があります。

なお、楽天ゴールドカードの家族カードを持っていれば、本カード会員と同様に年2回まで空港ラウンジを無料で利用できます。

付帯保険の内容は一般カードと同じ

楽天ゴールドカードは、最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険が付帯します。

海外旅行傷害保険とは、海外旅行中の病気・ケガによる治療費や持ち物の紛失・盗難などによる被害を補償してくれる保険のことです。

国内旅行傷害保険とは、国内ツアー参加者のケガによる入院・手術・通院代を補償してくれる保険のことです。

楽天ゴールドカードで募集型企画旅行のツアー代金を支払うことにより、事前申し込み不要で自動的に旅行傷害保険が適用されます。

ただ、楽天ゴールドカードの付帯保険の内容は、一般の楽天カードとほぼ同じです。楽天ゴールドカードは、一般の楽天カードには付帯しない携行品損害補償が含まれる点のみ優れています。

しかし、海外旅行傷害保険でもっとも重要な傷害治療補償・疾病治療補償は、楽天ゴールドカードと一般カードとでまったく同じ金額です。そのため、海外旅行傷害保険に期待して楽天ゴールドカードを持つ意味はあまりないと言えます。

20歳未満の人や学生は発行できない

楽天ゴールドカードに申し込める対象年齢は、20歳以上となっています。そのため、20歳未満の人や学生は申し込みができません。

楽天カードの一般カードをはじめ、クレジットカードの中には高校生ではない満18歳以上であれば、学生でも申し込めるものがあります。

そういったカードと比較すると、楽天ゴールドカードの20歳以上という対象年齢は、デメリットだと言えます。

20歳未満の方、学生の方は編集部が執筆した学生におすすめのクレジットカードについての記事もご確認ください。

楽天ゴールドカードとその他の楽天カードの比較

楽天ゴールドカードと、その他の楽天カードを比較してみました。

比較表

楽天ゴールドカード 楽天カード(一般カード) 楽天プレミアムカード
年会費(税込) 2,200円 永年無料 11,000円
ETCカード年会費(税込) 無料 550円、ただしダイヤモンド・プラチナ会員様は無料 無料
家族カード年会費(税込) 550円 永年無料 550円
国際ブランド Visa

Mastercard

JCB

Visa

Mastercard

JCB

American Express

Visa

Mastercard

JCB

American Express

利用限度額 最高200万円 楽天カード株式会社が審査し決定した枠 最高300万円
還元率 1% 1% 1%
SPU ポイント+2倍(月間上限5,000ポイント) ポイント+2倍(月間上限5,000ポイント) ポイント+4倍(月間上限15,000ポイント)
お誕生月特典 誕生月に楽天市場・楽天ブックス利用で

ポイント+1倍(月間上限2,000ポイント)

なし 誕生月に楽天市場・楽天ブックス利用で

ポイント+1倍(月間上限10,000ポイント)

選べるポイント特典 なし なし 楽天市場コース

トラベルコース

エンタメコース

海外・国内旅行傷害保険 最高2,000万円(利用付帯) 最高2,000万円(利用付帯) 最高5,000万円(一部利用付帯)
国内+ハワイでの空港ラウンジサービス 年間2回無料 なし 回数無制限で無料
海外空港ラウンジサービス なし なし プライオリティ・パスが無料
トラベルデスク 世界44拠点のトラベルデスクを無料利用可 なし 世界44拠点のトラベルデスクを無料利用可

楽天プレミアムカードなら楽天市場でポイント最大+5倍


出典:
楽天プレミアムカード

年会費 11,000円 申し込み資格 20歳以上
ポイント還元率 1.00%~5.00% 電子マネー
スマホ決済
楽天Edy
Apple Pay
Google Pay
楽天ペイ
ポイント使用例 ANAマイル
JALマイル

(楽天ポイント)
付帯保険 海外旅行保険
国内旅行保険
動産総合保険
国際ブランド 追加カード 家族カード:年会費550円
ETCカード:年会費無料
開催中のキャンペーン
楽天ポイント2,000ポイントプレゼント
・新規のお申し込みで楽天プレミアムカードが発行された方が対象です。
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楽天ポイント3,000ポイントプレゼント
・新規ご入会、楽天プレミアムカードご利用で3,000ポイントの期間限定楽天ポイントプレゼント。
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楽天ゴールドカードは、SPUによる楽天市場での買い物のポイントアップが、年会費無料一般の楽天カードと同じ+2倍です。そのため、楽天市場での買い物で多くのポイントを得ることを重視する人には楽天ゴールドカードは適していません。

楽天ゴールドカードの上位カードである楽天プレミアムカードなら、年会費は11,000円(税込)かかりますが、楽天市場での買い物でいつでもポイント+4倍となります。

また、楽天プレミアムカードで用意されている3つの選べるポイント特典のうち楽天市場コースを選択すれば、さらにポイント+1倍に。最大で楽天市場をポイント+5倍で利用できます。

そのため、楽天市場での買い物の機会が多く、より多くの楽天ポイントを得たいなら、楽天ゴールドカードではなく楽天プレミアムカードがおすすめです。

楽天プレミアムカードは旅行サービスが充実

楽天ゴールドカードは、空港ラウンジサービスが利用できるものの年間2回までという制限があります。また、付帯する海外旅行傷害保険も一般の楽天カードと同じ補償内容です。

楽天プレミアムカードなら、空港ラウンジサービスは回数の制限なく利用できる上、海外空港ラウンジが利用できる会員制サービス「プライオリティ・パス」が無料で付帯します。

さらに、海外旅行傷害保険は最高5,000万円と、楽天ゴールドカードや一般の楽天カードよりも充実しています。

そのため、年に数回は海外旅行へ行くという人には、楽天ゴールドカードよりも楽天プレミアムカードがおすすめです。

よりお得に海外旅行に行きたい方は、編集部の執筆したおすすめのanaカードについての記事もご確認ください。

楽天ゴールドカードと他社の格安系ゴールドカードの比較

続いて、楽天ゴールドカードを他社の格安系ゴールドカードと比較しました。

比較表

楽天ゴールドカード 三菱UFJカード ゴールド Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
年会費(税込) 2,200円 2,095円 1,986円
対象年齢 20歳以上 18歳以上(学生を除く) 18歳以上(学生を除く)
利用可能枠 最高200万円 最高200万円 審査により決定
国際ブランド Visa

Mastercard

JCB

Visa

Mastercard

JCB

Mastercard

JCB

基本的なポイント還元率 1% 0.4% 1%(入会後6か月間は2%)
空港ラウンジサービス 35空港のラウンジを年間2回まで 国際線利用時のみ7空港が対象 なし
海外旅行傷害保険 最高2,000万円 最高2,000万円 最高2,000万円
国内旅行傷害保険 最高2,000万円 最高2,000万円 最高1,000万円
ショッピング保険 なし 年間100万円 年間100万円

楽天ゴールドカードは、国内線・国際線に関わらず空港ラウンジを利用できるという点で、他社格安系ゴールドカードよりも優れています。

一方、他社格安系ゴールドカードに付帯しているショッピング保険が付帯していないのと、入会できる対象年齢が20歳以上であるという点がデメリットです。

より多くのゴールドカードと比較したい方は、編集部が執筆したおすすめゴールドカードの記事もご確認ください。

楽天ゴールドカードの利用に向いている人

ここまでの内容を踏まえ、楽天ゴールドカードの利用が向いている人について説明します。

コスパの良いゴールドカードが欲しい人

楽天ゴールドカードは、コスパの良いゴールドカードが欲しい人に向いています。

楽天ゴールドカードの年会費は2,200円(税込)と、多くのゴールドカードと比較して年会費のコストが低い部類です。

そのため、少ない負担でゴールドカードを持ちたいという方におすすめです。

国内旅行を年に1~2回する人

楽天ゴールドカードは、年間2回まで主に国内空港のラウンジを無料利用でき、国内旅行傷害保険も付帯しています。

そのため、年に1〜2回航空便を利用して国内旅行をする人にとっては、年会費の負担を抑えながら空港ラウンジサービスや国内旅行傷害保険といった付帯サービスを活用できます。

このことから、国内旅行を年に1〜2回する人に、楽天ゴールドカードはおすすめだと言えます。

よりお得に旅行をしたい方は、編集部の執筆したおすすめのanaカードについての記事もご確認ください。

楽天カードを2枚持ちたい人

現在すでに楽天カードを持っている人の2枚目のカードとして、楽天ゴールドカードはおすすめです。楽天ゴールドカードは、一般の楽天カードや楽天PINKカードなどと2枚持ちすることができます。

楽天カードを2枚持っていれば、用途によって決済するカードや付帯サービスを使い分けることが可能に。

たとえば2枚の楽天カードを生活費と旅行代とで使い分けて家計を管理すると、それぞれにかかった費用をひと目で把握できます。

楽天ゴールドカードの取得方法

楽天ゴールドカードを取得する方法は、現在楽天カードを持っているかどうかで異なります。

まだ楽天カードがない場合

現在楽天カードを持っていない場合、楽天ゴールドカード公式サイトの「カードを申し込む」から「申し込みはこちら」をクリックまたはタップします。

そして楽天IDでログインしてから必要事項を入力すれば申し込み完了です。

楽天IDを持っていない場合は、楽天ゴールドカードに申し込む前に無料で楽天IDを作成できます。

申込み後審査が行われ、審査に通過すれば約1週間後には楽天ゴールドカードが自宅に郵送されます。

すでに楽天カードがある場合

すでに楽天カードをお持ちの人は、楽天カードの会員専用サイトである楽天e-NAVIにログインします。

そして「お申し込み(カード/サービス)」から「カードの追加」を選択し、2枚目に追加するカードとして楽天ゴールドカードを選択すれば完了です。

2枚目のカード申し込みは、ほぼ審査なしで発行されます。ただカードの利用限度額は、2枚の楽天カードの利用限度額の高い方を、2枚のカードで共有する形になります。

楽天ゴールドカードについてよくある質問と回答

楽天ゴールドカードについてよくある質問と回答について、以下にまとめました。

楽天カードと楽天ゴールドカードの違いは何ですか?

楽天ゴールドカードは、年会費税込2,200円(家族カードは税込550円)がかかる代わりに、一般の楽天カードに以下の特典・サービスが加えられています。

特典・サービス
  • 国内空港ラウンジが年間2回まで無料で利用可能
  • 誕生月に楽天市場・楽天ブックス利用でポイント+1倍
  • 利用可能額は最高200万円
  • 世界44拠点のトラベルデスクが無料で利用可能
  • ETCカードの年会費が無料

ただ、一般の楽天カードで選べる国際ブランドとして含まれているAmerican Expressが、楽天ゴールドカードでは選択できません。

そのため、国際ブランドAmerican Expressを選ぶ必要性がなく、上記で挙げた特典・サービスに2,200円以上の価値を感じるなら楽天ゴールドカードがおすすめです。

楽天プレミアムカードとどちらを選ぶべき?

楽天ゴールドカードよりも楽天プレミアムカードを選ぶべき人は、以下のどちらかです。

楽天プレミアムカードがおすすめ
  • 海外へ行く機会が多い
  • 楽天市場での買い物機会が多い

楽天プレミアムカードは、楽天ゴールドカードにはない以下の旅行サービスが付帯しています。

旅行サービスが付帯
  • 回数無制限の空港ラウンジサービス
  • 海外空港ラウンジが無料利用できる「プライオリティ・パス」が無料付帯
  • 最高5,000万円の海外旅行傷害保険

上記の旅行サービスに魅力を感じるなら、楽天ゴールドカードよりも楽天プレミアムカードがおすすめです。

また楽天プレミアムカードは、楽天市場での買い物で貯まる楽天ポイントが、楽天ゴールドカードよりも最大3%多くなります。

そのため、海外へ行く機会がない方であっても楽天市場での買い物金額が多い人なら、年会費11,000円の楽天プレミアムカードを利用した方が結果的に得になるしくみです。

パートやアルバイトでも楽天ゴールドカードに申し込めますか?

パートやアルバイトでも、楽天ゴールドカードに申し込み可能です。

楽天ゴールドカードは、申込可能な対象年齢が20歳以上と決められているだけで、職業などの条件はありません。

そのため、20歳以上の人ならパートやアルバイトであっても発行される可能性が十分にあります。

ただし、収入や勤続年数、その他の理由で楽天ゴールドカードが発行されない可能性があることに注意しましょう。

楽天ゴールドカードの年会費はいつ請求されますか?

楽天ゴールドカードの年会費は、入会した月の2か月後の27日に利用代金と合わせて引き落とされます。

もし27日が土日祝日の場合は、利用代金の引き落とし設定をしている金融機関の翌営業日の引き落としです。

なお、家族カードの年会費は初年度のみ申し込み月の2か月後に、2年目以降は本カードの年会費と合わせて引き落とされます。

このとき初年度の年会費は1年分の550円ではなく、次の本カードの年会費の支払月気までの月割りした金額を支払うしくみです。

楽天ゴールドカードはコスパの良い格安ゴールドカード

楽天ゴールドカードは、ここまで説明したとおり年会費2,200円(税込)と他社ゴールドカードよりも少ない負担で持てるゴールドカードです。

年会無無料で一般の楽天カードにはない年2回の空港ラウンジサービスや誕生月の楽天市場・楽天ブックスでのポイントアップなどが利用できます。

また申し込み時の利用限度額が最高で200万円と、一般の楽天カードの100万円よりも多くなっているのも特徴です。100万円の利用限度額では足りない人にとっても持つ価値があります。

このことから、楽天ゴールドカードは主に年に1〜2回は航空便で国内旅行へ行くという人に適したカードです。

ただ、海外旅行の機会が多い人や、楽天市場での買物金額が多い人には、楽天ゴールドカードよりも楽天プレミアムカードの方が得になる可能性があります。

楽天プレミアムカードは、年会費11,000円(税込)と楽天ゴールドカードの5倍。その代わり国内・海外の空港ラウンジサービスや海外旅行傷害保険が充実しています。

また、楽天プレミアムカードを使って楽天市場で買い物すればいつでも最大5%還元。楽天市場のヘビーユーザーにとってもメリットが大きいクレジットカードです。

まとめると、楽天ゴールドカードに年会費2,200円(税込)を支払う価値があるのは、以下のような人だと言えます。

楽天ゴールドカードがおすすめな人
  • コストを抑えてゴールドカードが欲しい
  • 利用限度額100万円では足りない
  • 空港ラウンジサービスは年2回利用できれば十分
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