マイカーローンのおすすめはどこ?低金利な自動車ローンと審査を紹介

自動車を持ちたいけど、手元にまとまった資金がないという場合に活用したいのがマイカーローンです。新車の購入だけでなく、中古車や既存のローンの借り換えなどにも利用できるため、用途に応じた使い方ができるのが特徴です。

せっかくマイカーローンを組むならば、できるだけ金利がお得なローンを利用したいものです。この記事では、低金利でおすすめなマイカーローンと審査におけるポイントなどを詳しく解説します。

また、興味がある方は編集部が執筆したおすすめカードローンの記事もご確認ください。

金利が低いマイカーローン10選

マイカーローンは、ローン商品を提供する金融機関によって、金利や申込条件などは異なります。ここでは、金利が低いマイカーローンを10種類紹介します。

三菱UFJ銀行:ネットDEマイカーローン


出典:三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローン

三菱UFJ銀行のネット DE マイカーローンは、変動金利で年1.50~2.45%となっています(2022年10月現在)。保証料も金利に含まれており、さらに三菱UFJ銀行の住宅ローンを利用している場合は、0.2%の金利が優遇されます。

三菱UFJ銀行 ネット DE マイカーローン
おすすめポイント
  • 三菱UFJ銀行の住宅ローンを利用していることで、金利が年0.2%優遇される
  • WEBで契約手続きが完了し、来店不要(三菱UFJ銀行の口座がある場合)
  • 返済期間は最長10年、融資額は最高1,000万円
  • 据置タイプなら、元金の返済が3年間据え置き

ネット DE マイカーローンの特徴として、ライフプランに合わせて返済プランを選択できる点があげられます。据置タイプであれば、元金の返済を3年間据え置くことができるので、返済計画にゆとりを持つことができるでしょう。

新車・中古車の購入が可能であり、返済期間は最長10年で借り入れできる金額も最高1,000万円までとなっています。ネット DE マイカーローンは据置タイプ以外だと、変動金利となっている点には注意が必要です。

繰り上げ返済については、インターネットからなら手数料は無料ですが、それ以外の場合は手数料として5,500円(税込)が必要になります。仮審査は最短即日で回答、本審査の結果も最短で翌々営業日に連絡がくるので、スピーディーに借り入れを行いたい方におすすめです。
※お申込受付時間・審査状況によっては、審査結果の回答に時間がかかる場合があります。

三菱UFJ銀行の口座を持っている方であれば、申し込みにあたって来店は不要であり、WEBで契約をすると印紙代は不要となる点が魅力だといえるでしょう。

ただし、事業用や賃貸用の車両は購入できず、定められた資金用途以外での利用が判明したときは一括返済が求められるので注意しましょう。

損保ジャパン:ジャパンダ・ネットマイカーローン


出典:損保ジャパン ジャパンダ・ネットマイカーローン

損保ジャパンのジャパンダ・ネットマイカーローンは、固定金利のマイカーローンです。金利は年1.90~3.95%(2022年10月現在)であり、バイクを購入する場合は0.05%分の金利が優遇されます。

また、エコカーを購入する場合は「エコカー割」が適用され、金利は年1.40~3.45%となります。おもなおすすめポイントをまとめると、次のとおりです。

損保ジャパン ジャパンダ・ネットマイカーローン
おすすめポイント
  • 固定金利で年1.90~3.95%、エコカー割は年1.40~3.45%
  • 新規口座開設不要、既存の口座から引き落としが可能
  • WEBで申し込みから借り入れまでが完了するため、来店不要

支払う利息には保証料も含まれているので、別途上乗せされることはありません。また、ローン契約を結ぶ際に月々の返済額と総返済額が決まるので、長めの返済期間であっても金利変動のリスクを避けて返済プランを立てられます。

銀行系のマイカーローンとは異なり、新たに口座開設をする必要がないのも特徴です。すでに利用している銀行や信金などの口座から引き落としが可能であり、ローン契約の対象エリアも全国対応となっています。

口座開設が不要であるため、来店せずにローン契約を完結させることができ、WEBだけで借り入れが行えるので忙しい方でも気軽に利用できます。また、収入印紙代や手数料がかからず、借入額の全額が指定口座に振り込まれます。

資金用途としては車両の購入費用や借り換え資金として利用できます。残価設定ローンの場合であっても、契約満了後の買取資金も借り換えの対象となるので、柔軟な活用ができるでしょう。

審査結果については最短即日での対応が可能であり、審査結果を受けてからのキャンセルも行えます。申し込みにあたって保証人は不要であり、SOMPOクレジット株式会社に保証を依頼することができます。

申し込みから借り入れまで最短で約1週間となっていますが、納車日などの手続き状況によっては希望日に振り込まれないこともあるので、事前によく確認をしておきましょう。申し込みを行う段階では、車両の注文書は必要ないので気軽に申し込むことが可能です。

また、公式サイトではマイカーローンのシミュレーションが行えるので、申し込みを行う前に試算をしてみると安心です。毎月の返済額やボーナス払い、総返済額などの目安が簡単に把握できるので資金計画を立てやすくなるでしょう。

千葉銀行:ちばぎんマイカーローン


出典:千葉銀行 ちばぎんマイカーローン

千葉銀行のちばぎんマイカーローンは、新車・中古車・下取車のローン残債資金や借り換えなどにも幅広く利用できるのが特徴です。借入額が1,000万円以内であれば金利負担は年0.85~2.75%(2022年10月現在)の変動金利となります。

保証料は金利に含まれており、ハイブリット車や電気自動車などのエコカーを購入する場合は金利が優遇されます。利用可能な対象エリアは千葉県と茨城県全域、東京・埼玉・神奈川の一部地域を除いたエリアとなっています。

ちばぎんマイカーローンのおもなおすすめポイントは、以下のとおりです。

千葉銀行 ちばぎんマイカーローン
おすすめポイント
  • 変動金利で借入額1,000万円以内なら、金利は年0.85~2.75%
  • 繰り上げ返済は何度でも自由に可能
  • 下取車のローン残債資金にも対応している

一般的なディーラーローンではローンを完済するまで所有権はディーラーにありますが、ちばぎんマイカーローンでは車両の所有権は契約者本人となります。車両を購入した時点で自分名義となるため、売却なども自由に行えます。

ローン契約にあたって保証会社を利用する必要がありますが、保証料は銀行側が負担をしてくれるので金利分と収入印紙代以外に費用の負担はありません。繰り上げ返済は何度でも自由に行うことが可能で、WEBを通じた返済の場合は手数料がかかりません(WEB以外は税込5,500円の手数料が必要)。

借り入れができる金額は最大1,000万円となっており、返済期間は最長10年です。資金用途は新車・中古車の購入費用や下取車のローン残債資金などとなっており、1本にまとめて契約できるのが特徴だといえます。WEBからの申し込みであれば来店不要で、仮審査・本審査・借り入れなどの手続きをすべてWEBで完結できます。

マイカーローンの相談や仮審査の申し込みは土日祝日も電話対応を受け付けており、平日は20時まで対応しています。申し込み後のキャンセル対応も行っているので、気軽に申込を行ってみましょう。

りそな銀行:りそなマイカーローン


出典:りそな銀行 りそなマイカーローン

りそな銀行のりそなマイカーローンは変動金利となっており、金利は年1.900%・年2.800%・年4.475%の3段階に分けられています(2022年1月11日現在)。車両の購入費用だけでなく、借り換えや自動車免許の取得資金、車検費用や修理費用など幅広い用途で利用できるのが特徴です。

りそなマイカーローンのおもなおすすめポイントは、次のとおりです。

りそな銀行 りそなマイカーローン
おすすめポイント
  • 審査によって金利が3段階に分けられている
  • 資金用途が幅広く、さまざまな費用に充てられる
  • アプリで借入額の確認や自動車税の支払いが可能

りそなマイカーローンの適用金利は3段階に分けられていますが、りそな銀行で住宅ローンを利用されている方は審査にかかわらず、年1.900%の金利が適用されます。ただし、これは借入時の金利であり、変動金利である点に注意をしておきましょう。

りそなマイカーローンの場合、変動金利の上限は年14.0%となっています。また、独立行政法人住宅金融支援機構またはりそな住宅ローン【フラット35】のみを利用されている方は、年1.900%の金利の適用対象外となるので気をつけましょう。

他の金融機関からの借り換えにも柔軟に対応しており、毎月の返済額を少しでも抑えたいという方は利用してみるのも1つの方法です。りそなマイカーローンは資金用途が幅広く、車両の購入費用や借り換え資金以外の費用で悩みがある方にもおすすめです。

10万円の少額から最大1,000万円まで借り入れることができ、返済期間も最長10年となっており、購入する車両が決まる前でも申し込みが可能です。仮審査後のキャンセルも柔軟に対応してくれるので、気軽に申し込んでみましょう。

また、繰り上げ返済の手数料や保証料はかからず、担保や保証人の設定も不要です。専用アプリから借入総額の確認ができ、自動車税の支払いにも対応しています。

三井住友銀行:マイカーローン


出典:三井住友銀行 マイカーローン

三井住友銀行のマイカーローンは、借入可能範囲が10~300万円までとなっており、金利(変動金利)は年4.475%となっています(2022年10月現在)。マイカーローンの申し込み時に三井住友銀行の住宅ローンを利用していると1.50%分の金利が優遇されるのが特徴です。

ただし、独立行政法人住宅金融支援機構からの直接融資やフラット35のみを利用されている方は適用外となるので注意しましょう。おもなおすすめポイントをまとめると、以下のとおりです。

三井住友銀行 マイカーローン
おすすめポイント
  • 住宅ローンとセットの利用で金利が1.50%優遇される
  • 資金用途はさまざまな自動車関連費用に活用できる
  • 利用条件として、前年度年収が200万円以上の方

資金用途は車両の購入や運転免許の取得費用、車検・修理・付属機器などの購入費用に充てられます。家族名義の場合でも対象となるので、必要に応じて検討してみましょう。

申し込み条件は年齢が満20歳以上、満65歳以下の方であり日本国内に在住されている方が対象となっています。前年度の税込年収が200万円以上(個人事業主の方は所得金額)で、現在安定した収入のある方(年金収入のみは不可)が対象です。

また、契約にあたっては銀行の窓口かローン契約機を利用する必要があるので、WEBだけで完結しない点に気をつけておきましょう。原則として担保や保証人は不要で、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が保証を行います。

繰り上げ返済を行う場合は、その都度5,500円(税込)の手数料を支払う必要があります。ローン契約機やWEBからの繰り上げ返済は行えないため、電話と郵送による書面での手続きとなります。

公式サイトではマイカーローンの返済シミュレーションが行えるので、毎月の返済額や返済回数を知りたいときに活用してみましょう。

みずほ銀行:多目的ローン

出典:みずほ銀行 多目的ローン

みずほ銀行の多目的ローンは名称のとおり、車両の購入費用や旅行費用などさまざまな目的で利用できるローンです。借入額は最大300万円、返済期間は最長7年となっています。

みずほ銀行 多目的ローン
おすすめポイント
  • 最大300万円までの借り入れが可能で、返済期間は最長7年
  • 車両の購入費用だけでなく、さまざまな用途での利用が可能
  • みずほ銀行で証書貸付ローンを利用中、もしくは過去に利用していた方は年0.1%の金利引き下げ

金利は変動金利の場合は年5.875%、固定金利の場合は年6.850%となっています(2023年4月現在)。みずほ銀行で住宅ローンやリフォームローンなどの証書貸付ローンを利用されている方や過去に利用していた方は、年0.1%の金利が引き下げられる優遇金利が適用されます。

利用条件は申し込み時の年齢が満18歳以上、満66歳未満の方となっており、最終返済時の年齢が満71歳未満の方です。勤続年数(自営業の方は営業年数)は2年以上、前年度の税込年収(個人事業主の方は申告所得)が200万円以上で安定かつ継続した収入が見込める方が対象となります。

借入期間は6ヶ月以上7年以内となっており、最長6ヶ月の元金返済据置期間も設けられているので、柔軟な返済プランを立てられます。担保や保証人の設定は不要で、株式会社オリエントコーポレーションが審査のうえ保証を行います。

みずほ銀行の多目的ローンは、変動金利と固定金利の2つから選べますが、契約時に決めた金利方式を途中で変更できないので注意しましょう。固定金利の場合は契約時から完済時まで同じ金利が適用されますが、変動金利の場合は毎年4月・10月に金利の見直しが行われます。

ローン契約にあたって収入印紙代は負担をする必要がありますが、保証会社に支払う保証料はかかりません。WEBからの申し込みの場合、審査を通過した際に交わすローン契約書は郵送でも対応しているので来店しなくても契約を完了させられます。

すでにみずほ銀行に口座がある方や住宅ローンなどを利用されている方は、利用を検討してみると良いでしょう。

JAバンク:マイカーローン


出典:JAバンク マイカーローン

JAバンクのマイカーローンは、新車や中古車の購入だけでなく、車検費用や修理費用にも利用することが可能です。WEBから24時間365日いつでも申し込みが行えるので、思い立ったときに利用できます。

金利については各JAによって異なるため、詳しい利用条件などは自宅・勤務先の近くにあるJAの店舗に尋ねてみましょう。おもなおすすめポイントをまとめると、次のとおりです。

JAバンク マイカーローン
おすすめポイント
  • 適用金利は各JAの店舗によって異なる
  • 9大疾病によって一定の条件を満たすとローン残高が0円になるマイカーローンも用意されている
  • 担保や保証人は不要で、借入可能額は1,000万円以内、返済期間は10年以内

JAバンクのマイカーローンは借入可能額が1,000万円以内となっており、返済期間は最長で10年間となっています。ボーナス併用返済が可能で、金利方式は固定金利型と変動金利型の2つが用意されています。

利用条件としては借入時の年齢が18歳以上で、最終償還時の年齢が80歳未満です。勤続年数は1年以上、前年度の税込年収が200万円以上の方が対象となります。

担保や保証人の設定は不要ですが、各JAが指定する保証機関による保証を受ける点に注意しておきましょう。申し込みから借り入れまでの流れとしては、自宅または勤務先の郵便番号から利用可能なJAを選び、現在の金利を確認します。

ログインページから申し込み画面へと進み、必要事項を入力して送信します。自宅や勤務先に申し込み内容を確認するための電話が入ることもあるので対応しましょう。JAから仮審査結果の連絡がきたら、希望するJAの窓口で契約を行う流れです。

JAバンクのマイカーローンは、口座を持っていなくても申し込むことが可能です。申し込みを行う際にJAの窓口か郵送で、普通貯金口座を開設すれば利用できる点をおさえておきましょう。

また、JAバンクの大きな特徴として9大疾病補償に対応した小口ローン(団体特定疾病債務補償保険)があげられます。マイカーローンにも付けることができ、万が一の際はローン残高が0円になる仕組みなので、備えの1つとして検討してみると良いでしょう。

団体信用生命共済の死亡・後遺障害保障に加えて、9大疾病のリスクを補償してくれます。一般的に医療保険やがん保険などでは、ローンの返済については保障の対象外となるため、もしもの時に備えられる仕組みとなっています。

申し込みが可能な年齢は18歳から50歳までとなっており、事前に健康状態を申告しておく必要があります。申し込み時の年齢や生活状況などを踏まえて、検討してみてください。

イオン銀行:自動車ローン


出典:イオン銀行 自動車ローン

イオン銀行の自動車ローンは、金利が年3.80~8.80%となっています(2022年11月1日現在)。借入可能額は最大700万円までで、返済期間は最長8年間です。

自動車ローンの審査に落ちてしまったときには、資金用途が自由なフリーローンとして審査が行われます(金利は年3.80~13.50%)。イオン銀行の自動車ローンについて、おもなおすすめポイントをまとめると次のとおりです。

イオン銀行 自動車ローン
おすすめポイント
  • 手続きがWEBと郵送で完結するため、来店不要
  • マイカーに関することであれば、資金用途は自由
  • 繰り上げ返済手数料が無料

公式サイトから申し込みを行い、入力した情報をもとに仮審査が行われます。手続き状況の案内については郵送で送られてくるので、内容を確認のうえ契約書類を記入して返送します。

本審査が完了すると、契約内容について電話連絡がくるので気になる点などはあらかじめ確認をしておきましょう。個人事業主の方や法人代表者の方は年収を確認する書類が必要になるので事前に準備をしておくとスムーズです。

イオン銀行の自動車ローンは、新車・中古車の購入費用だけでなく、マイカーの保険料や車検費用、修理費用、各種税金の支払いなどにも利用できます。また、ドライブレコーダーやカーナビなどカー用品の購入費用としても使えるので、幅広い利用が可能です。

また、インターネットバンキングやイオン銀行各店舗では、一部繰り上げ返済や全額繰り上げ返済にも対応しています。6ヶ月ごとの増額返済の併用も可能であり(借入額の50%が上限)、インターネットバンキングなら1万円から1円単位で一部繰り上げ返済が行えます。

繰り上げ返済にかかる手数料は無料となっているので、収入状況に応じて柔軟な返済プランを立てることができます。申し込みにあたっては担保や保証人の設定は不要であり、オリックス・クレジット株式会社の保証を受ける必要があります。

仮審査で承認された金額の範囲内であれば、10万円単位で借り入れを行えるので、必要以上にローンを組む必要はありません。返済開始日は融資を受けた翌月から始まり、毎月27日が引き落とし日となります(土日祝日の場合は翌日)。

住信SBIネット銀行:マイカーローン


出典:住信SBIネット銀行 マイカーローン

住信SBIネット銀行のマイカーローンは、金利が年1.775~3.975%(2022年11月1日現在)となっているのが特徴です。申し込みはWEBで完結でき、スマートフォンからの申し込みに対応しています。

購入する車両を決める前でも仮審査を受けることができるので、まずは気軽に利用してみましょう。おもなおすすめポイントをまとめると、次のとおりです。

住信SBIネット銀行 マイカーローン
おすすめポイント
  • ネットバンクだから金利が低めに設定されている
  • 借入可能額は最高1,000万円、返済期間は最長10年
  • WEBからの手続きで完結できる
  • スマートプログラムの対象となり、ATM利用料や振込手数料の無料回数がUP

住信SBIネット銀行はネットバンクであるため、WEBのみの手続きで融資を受けることが可能です。住信SBIネット銀行の口座を持っていなくても、ローンの申し込みと同時に口座開設の手続きも行えます。

借入可能額は最高1,000万円まで対応していますが、100万円までの借り入れであれば年収に関する書類の提出は不要です。本審査における書類の提出はWEBでアップロードすれば完了します。

繰り上げ返済は1円単位で行うことができ、何度行っても手数料は無料となっています。ローン契約を結んでからも、状況に応じて返済期間の短縮や返済負担の軽減が行えるので、柔軟な返済プランを立てやすいでしょう。

また、新車・中古車の購入費用だけでなく、運転免許の取得費用や車検・修理費用、カー用品の購入費用、借り換えなどに資金を活用できます。すでに他行でマイカーローンの契約を結んでいて、少しでも金利負担を減らしたいという方におすすめです。

申し込み条件としては日本国内に居住しており、申し込み時の年齢が満20歳以上で完済時の年齢が70歳未満の方が対象となっています。年収に関して具体的な基準は設けられておらず、毎月安定した定期収入がある方が対象です。

そして、マイカーローンの利用でも住信SBIネット銀行のスマートプログラムの対象となるため、利用状況に応じてランクが決定します。ランクに応じてATMの利用手数料や振込手数料の無料回数がアップするので、普段からネットバンクをよく利用される方にとってうれしい特典だといえます。

クラウドローン


出典:クラウドローン

クラウドローンは、クラウドローン株式会社が行っている融資のマッチングプラットフォームのことを指します。公式サイトから利用者登録を行うことで、複数のローンを一度に申し込むことが可能です。

2022年9月現在、銀行・信託銀行・信販会社など複数の金融機関が参加しており、参加銀行は24行となっています。さまざまなローン契約に対応しており、マイカーローンの申し込みも可能です。

クラウドローンのおもなおすすめポイントをまとめると、次のとおりです。

クラウドローン
おすすめポイント
  • 多くの金融機関を比較しながら、自分に合ったプランを検討しやすい
  • 年齢や年収などの基本情報を登録すれば、名前や住所の入力は不要で金融機関からの提案を受けられる
  • 事前にシミュレーションが行えるので、借入額の目安を知ることができる

クラウドローンは一般的なマイカーローンと異なり、一度に複数の金融機関から提案を受けられる点に大きな特徴があります。金融機関によって金利や利用条件は異なりますが、1つひとつの申し込みを行うのは手間や時間がかかります。

普段は仕事や家事などで忙しい方であっても、クラウドローンに登録をしておけば金融機関のほうから提案を受けられるので、気になるところを選んで申し込みを行えば手続きが完了します。できるだけ低い金利で融資を受けたい方やインターネットだけで申し込みを行いたい方などにおすすめのプラットフォームです。

すでに複数の金融機関から借り入れを行っていても、総量規制の限度内であれば利用できる可能性があります。借り換えローンなどにも対応しているので、返済の負担を軽減されたい方はまずは気軽に登録してみましょう。

名前や住所の登録が不要であり、手続きもWEBだけで完結するため、家族に知られずにローンの申し込みを行いたい方にもおすすめです。マイカーローンの契約はそれなりの返済期間になる場合も多いので、少しでも有利な条件で借入先を探すのは大事な点だといえます。

マイカーローンの基礎知識

マイカーローンを賢く利用するには、基礎知識をしっかり押さえておく必要があります。マイカーローンのメリット・デメリット、金利や他のローンと違いを解説します。

マイカーローンとは?

マイカーローンとは、金融機関などが提供している車両専用のローンを指します。資金の用途が車両の購入や修理費用などに限定されており、一般的なローンと比べて金利が低く抑えられているのが特徴です。

マイカーローンを利用する際は、金融機関と契約を結んで融資を受けることになります。車両の購入費用は金融機関から販売店に直接支払われるか、契約者の口座に振り込まれたお金で販売店に支払う形です。

多くの場合、マイカーローンは保証会社から保証を受ける形で借入を行うので、担保を設定したり保証人を立てたりする必要がありません。そのため、車両の名義を契約者本人にすることが初めから可能です。

マイカーローンのメリット

マイカーローンを利用する大きなメリットは、手元に資金がなくても車両を購入できる点にあります。車が必要なときにお金がなかったとしても、マイカーローンを使うことですぐに車を手に入れることが可能です。

手元に資金があったとしても、車両の購入費用はそれなりにまとまった金額となるため、すべてを購入代金に充てるのは避けたほうが無難です。病気やケガ、子どもの教育費用など、急な出費が必要になったときに手元に資金がなければ困る恐れがあるからです。

低金利で借りられるマイカーローンも多いので、資金繰りに余裕を持たせるために、マイカーローンを活用してみるのは1つの方法だといえます。

マイカーローンのデメリット

マイカーローンのデメリットとしてあげられる点は、利息の負担が必要な点と利用にあたって審査を受けなければならない点があげられます。低金利とはいえ、一定の利息を負担せずに借りることはできないため、借入を行う際は支払い総額と利息をシミュレーションして、毎月の返済に無理がない形で申し込んでみましょう。

加えて、いくらマイカーローンを利用したいと思っても、審査に通らなければ借りることはできません。融資を受けるにあたっては、他のローンについての借入状況などをよく確認して、審査に通りやすい環境を整えてみましょう。

マイカーローンの金利

マイカーローンの金利タイプは住宅ローンなどと同じように、「固定金利」と「変動金利」の2種類があります。片方だけのタイプしか選べない金融機関がある一方で、どちらか選択できる場合もあります。

それぞれの金利タイプのメリット・デメリットを知ったうえで、自分に合ったものを選んでみましょう。

固定金利

固定金利タイプは、マイカーローンの契約時に決まった金利が完済時まで適用される仕組みです。毎月の返済額に変わりがないため、返済計画を立てやすいというメリットがあります。

ただし、デメリットとしては当初設定されている金利が高めである場合が多く、支払い総額全体で見れば負担が増してしまう点があげられます。しかし、変動金利タイプのように急に金利が上がってしまうことがないので、安心できる仕組みだといえます。

変動金利

変動金利タイプは、半年ごとに適用される金利が見直される仕組みです。最初の半年間は返済額が変わりませんが、その後は市場動向に応じて返済額が変わる可能性があります。

そのため、事前に返済シミュレーションを行っていたとしても、そのとおりにはならないこともある点に注意が必要です。一方、メリットとしては当初の利率が固定金利よりも低めに設定されている場合が多い点があげられます。

短期間で返済を考えている方や、金利の変動に応じて借り換えを検討する方にとって変動金利タイプのメリットを活かせるでしょう。

残価設定ローンとは?一般的なローンとの違い

残価設定ローンとは、ローン契約における支払い方法の1つであり、「残価設定型クレジット」とも呼ばれることがあります。残価とは、ローン契約が満了した際の想定下取り価格のことを指します。

マイカーローンを契約する際に、あらかじめ車両の残価を設定しておき、その分の支払いをローンの最終支払いのタイミングまで据え置くことによって、毎月の返済額を抑える方法です。

残価設定ローンは車両の所有よりも、返済負担を減らすことに目的を置いている点が特徴だといえます。ローンを返済しても車両が自分のものにならない分、毎月の返済負担を軽減できるのです。

また、数年おきに新車に乗り換えができる点や売却時の市場価格で頭を悩ませる点がないことなどがメリットとしてあげられます。一方、デメリットとしては残価設定ローンでは車両の価値を保つために、走行距離に制限を設けている場合があるので、通勤や趣味などで利用する機会が多い方は注意が必要です。

走行距離の制限をオーバーしたり、車体に傷がついていたりすると契約満了時に残価との差額を請求されることになります。そして、車両を乗り換える際は原則として購入した販売店に返却をしたうえで、同じメーカーの車種を選ぶ必要があります。

他社のメーカーに乗り換えるには、残価を一括で精算する必要があるので気をつけておきましょう。

カーリースとの違い

カーリースとは、カーリース会社が購入した車両を毎月定額で長期にわたって借りる方式です。レンタカーのように必要となるたびに予約をする手間がなく、同じ車両を使い続けられるメリットがあります。

カーリースとマイカーローンは、まず費用面での違いがあります。カーリースは頭金が不要ですが、マイカーローンの場合は車両購入価格の10~20%を支払う必要があるケースが多いです。

また、各種税金や手数料、自賠責保険料はカーリースの場合は月額料金に含まれていますが、マイカーローンの場合は車両購入時に現金で支払う必要があります。加えて、車検費用やメンテナンス費用についてもカーリースの場合は定額化できますが、マイカーローンの場合はその都度支払わなければなりません。

費用面以外の部分についてですが、車両の所有権はカーリースの場合はカーリース会社が持つ形となります。一方、マイカーローンの場合は車両の所有権は契約者本人です。

カーリースは初期費用がかからず、月額料金も定額制であり金利負担もないため、家計管理がラクになるといえます。しかし、契約が満了すれば車両を返却しなければならず、原状回復義務を負ったり中途解約ができなかったりと制約があります。

カーリースのなかには、デメリットの部分をカバーできるプランもあるため、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。

マイカーローンと他の種類のローンとの違い

マイカーローンは、カードローンやクレジットカードのキャッシングと比較して、金利負担を抑えられるというメリットがあります。一般的なカードローンやキャッシングの場合、金利が高めに設定されているので、毎月の返済負担や支払い総額が気になってしまうものです。

また、利用可能額も一定の範囲に限られてしまうため、車両の購入費用をすべてまかなえないという場合もあるでしょう。マイカーローンであれば車両の購入などを前提としているため、審査を通過すれば購入費用が不足するといった事態を避けることができます。

マイカーローンを利用せずに、分割払いで車両を購入する方法もありますが、クレジットカードの分割払いは金利負担が高くなる傾向にあるので注意が必要です。また、クレジットカードでの決済手数料なども発生するので、支払い総額でみると大きな負担となることがあります。

マイカーローンであれば金利負担を低く抑えられますし、返済期間も分割払いよりも長めに設定できる場合が多いです。マイカーローンの基本的な仕組みを理解したうえで、その他のローンと比較してみるようにしましょう。

マイカーローンの審査基準や審査の流れ

マイカーローンを利用する場合、仮審査と本審査を受ける必要があります。2回審査が行われるのは、車両の購入を決めてから審査に落ちてしまうことを防ぐ目的があるからです。

具体的な審査基準はマイカーローンを申し込む金融機関によって異なりますが、審査の流れやチェックされる項目について、それほど大きな違いはありません。ここでは、一般的な審査基準や審査の流れを解説します。

審査基準となる項目

マイカーローンの審査でチェックされる項目は、仮審査と本審査で異なります。まず、仮審査におけるチェック項目をあげると次のとおりです。

仮審査のチェック項目
  • 申込者の情報
  • 申込者の収入
  • 返済能力の有無

申込者の氏名・年齢・住所などの基本情報について審査が行われます。マイカーローンでは申込に年齢制限が設けられているので注意が必要です。

金融機関によっては、居住地が限定されているものもあるので、申し込む前に金融機関の公式サイトなどで確認をしておきましょう。また、収入の安定性も重視されるポイントであり、年収や勤務先、勤続年数などが審査対象となります。

ただし、仮審査の段階では源泉徴収票などの収入証明書の提出を求められる場合は少なく、基本的に自己申告に基づく情報で審査が行われます。返済能力の有無については、収入に対する返済負担に問題がないかをチェックされるものです。

マイカーローンだけでなく、他のローンも含めて返済に問題がないかを確かめられます。金融機関によって違ってきますが、年収に対して年間の返済総額が25~35%程度となるのが目安です。

次に、本審査でチェックされる項目については以下のとおりです。

本審査のチェック項目
  • 申込者の信用情報
  • 現在の借入額、返済状況
  • 他社への申し込み状況

まず、過去にローンを滞納したことがある場合は、信用情報機関に一定期間は履歴が残っています。信用情報に傷があるときは、新たにマイカーローンの申し込みを行っても、審査落ちとなる可能性があります。

現在の借入額や返済状況も信用情報機関に記録があり、カードローンやキャッシングなどだけでなく、携帯電話の利用料金や家電ローンなども含まれます。申し込みを行う前に、信用情報に問題がないかを確認しておくことが大事です。

また、信用情報は申し込みを行った履歴も残るものであるため、同じ時期に複数の金融機関に対してローンの申し込みを行っていると審査に影響する部分があります。短期間に複数の申し込みを行っていると印象が悪くなるため、審査に落ちてしまった場合は半年程度の期間を空けて申し込んでみましょう。

そして、本審査では収入証明書の提出などが求められるので、正しく申告することが大切です。仮に虚偽の申告を行って発覚した場合、審査落ちとなる恐れがあります。

①仮審査

購入したい車両と必要な金額が大まかに決まったら、金融機関でマイカーローンの仮審査を受けることになります。ほしい車両を決定して、販売店にマイカーローンを利用することを伝えましょう。

マイカーローンは車両の購入などに資金の用途が限定されているため、販売店が発行した見積書や注文書などが必要です。また、申し込みを行うときには本人確認書類の提出も求められるので、運転免許証などを準備しておきましょう。

仮審査の申し込みはWEBや郵送、FAXなどで対応しています。WEBの場合、24時間申請ができるので、申し込みフォームに沿って必要事項を入力します。金融機関によって異なりますが、早ければ即日で仮審査の結果がわかります。

②本審査

販売店から受け取った見積書や注文書を金融機関に提出して、本審査を受けます。あわせて源泉徴収票や確定申告書など、収入を証明する書類の提出も求められるので、金融機関の指示に沿って必要書類を準備しましょう。

個人事業主の方などの場合、収入が安定しないと判断されると複数年度の収入証明書を求められることもあるので、必要に応じて対応しましょう。本審査を通過すると、マイカーローンの契約手続きを行うことになります。

本審査はWEBや郵送などで受け付けている場合もあれば、窓口でしか申し込めない場合もあるので事前に確認をしておくことが大切です。また、融資額や返済期間、金利などは本審査の段階で決められるので、本審査に必要な項目の申告や書類の提出は正しく行いましょう。

③ローン契約

本審査に通れば、ローン契約を金融機関と交わすことになりますが、契約内容についてきちんと確認しておくことが大事です。融資額・返済期間・金利などに問題がないかを確認し、疑問点があればその場で担当者に確認をしましょう。

また、ローン契約には有効期限が設けられているので、設定されている期限までに契約を行う必要があります。加えて、毎月の返済のためにマイカーローンを利用する金融機関に口座開設が必要となります。

他行の口座を使うことはできないので、口座を持っていない場合は早めに開設手続きを済ませておきましょう。

金利を安くする方法

マイカーローンを賢く活用するには、金利負担をできるだけ抑えることが重要です。金利を安くするためにどのような点に気をつければいいかを3つのポイントから解説します。

頭金を用意する

マイカーローンの金利を少しでも安くしたいなら、フルローンではなく貯金の一部を頭金として入れることも検討してみましょう。頭金を入れることで借入金を減らすことになり、その分の金利負担を軽減できます。

また、頭金を用意できるということは日頃から計画的に貯金ができる人物として、金融機関からの評価も高まるでしょう。ローンの審査において有利に働く部分もあるので、手元資金に余裕があるときには検討してみてください。

繰り上げ返済

マイカーローンは一般的なローン契約と同様に、繰り上げ返済を行うことが可能です。前倒しで返済を行うことで、金利負担分を抑えられます。また、マイカーローンを早期に返済することによって、他のローンの借入もスムーズに行えるようになるでしょう。

返済方法は「一部繰り上げ返済」と「全額一括返済」の2種類があります。一部繰り上げ返済は残債の一部を返済する方法ですが、返済期間を短縮するタイプと毎月の返済額を減らすタイプに分けられます。

全額一括返済は言葉どおり一括で返済するものであり、金利の負担という点では一部繰り上げ返済よりもメリットがあります。ただし、返済のためにまとまった資金を用意する必要があるので、返済のタイミングをよく見極める必要があるでしょう。

また、マイカーローンの繰り上げ返済では数千円程度の事務手数料がかかる場合があります。金融機関によって対応は異なるので、事前に確認をしておきましょう。加えて、繰り上げ返済の方法があらかじめ決められている場合もあるので注意が必要です。

多くの場合、一部繰り上げ返済と全額一括返済のどちらも選ぶことが可能ですが、金融機関によっては全額一括返済しか認めていない場合もあるので気をつけましょう。

ローンの借り換え

マイカーローンは返済途中であっても、別のローンに借り換えることができます。金利が相場よりも高めに設定されているローンを組んでいるときは、借り換えを検討してみるのも1つの方法です。

マイカーローンの借り換えは新たにローンを組むことになるので、審査を受ける必要があります。審査を通過して融資が実行された後に、契約中のローンを一括返済します。

その後は新たな借入先に返済をしていく形となるので、借り換えによってどの程度の金利負担が軽減できるのかをシミュレーションしておきましょう。

ディーラーローンと銀行ローンとその他のローンとの違い、ローン はどこで組む?

マイカーローンと一口に言っても、ディーラーローンや銀行系のローンなどがあります。また、損害保険会社や信販会社などのローンもあるので、それぞれの違いをおさえたうえで検討してみることが大事です。

特に車両の所有権が誰になるのかは重要であり、それらの点も含めて解説します。

銀行系ローン

銀行系のマイカーローンは金利が低めに設定されている分、審査が比較的厳しいのが特徴です。金利が低ければ総支払額を抑えられるので、利用条件に当てはまる場合は検討してみましょう。

車両の所有権は契約者本人にあるため、自分の車を持ちたいという思いがある方におすすめです。同じ銀行系のマイカーローンであっても、都市銀行・地方銀行・ネットバンクによって違いがあります。

都市銀行の場合は金利が低めですが、地方銀行やネットバンクと比べて審査のハードルが高い傾向が見られます。地方銀行も比較的金利は低めですが、ローン契約の利用が可能なエリアが限定されているため、注意が必要です。

ネットバンクは店舗を持たない分だけコストを抑えることができるため、他の金融機関よりも金利が低めに設定されている場合があります。いずれにしても、金融機関によって利用条件や金利は異なるので、申し込みを行う前に複数の金融機関を検討してみましょう。

ディーラーローン

ディーラーローンとは、車両の販売会社を通じて提携している信販会社とローン契約を結ぶ方法です。メリットとしては、ディーラーが申し込み手続きを仲介してくれるので、手間がかからない点があげられます。

ローン契約そのものは一般的なマイカーローンと内容は変わりませんが、車両の所有権はローンを完済するまでディーラーにあるので注意が必要です。また、ディーラーローンのなかには、残価設定ローンと呼ばれるものもあり、毎月の返済負担を軽減したい場合は検討してみると良いでしょう。

残価設定ローンは事前に契約満了時の車両の価値を設定しておき、その分を最終返済時まで据え置いてローンを組む方法です。ローンの借入額自体を減らせるので月々の返済負担を軽減できますが、契約満了時に車両を売却するか、残価で買い取るか、新しくローンを組むかの選択をしなければなりません。

一定の期間おきに新しい車両に乗り換え、毎月の返済負担を軽減したいという方は検討してみましょう。

損害保険会社のローン

損害保険会社でもマイカーローンを取り扱っているところがあります。銀行系のマイカーローンとの違いは、契約にあたって新たに口座を作る必要がない点です。

すでに利用している銀行の口座から引き落としができるので、手間を減らせるというメリットがあります。WEBからの申し込みだけで手続きが完結する会社もあり、忙しい方にとって使い勝手が良いでしょう。

ローンの仕組み自体は一般的なマイカーローンと同じなので、車両の名義は契約者本人にあります。

信販会社のローン

オリコやジャックス、アプラスなどの信販会社もマイカーローンを取り扱っています。銀行系のローンやディーラーローンよりも、金利は高めに設定されている傾向が見られます。たとえば、オリコのオートローン(マイカーローン)は窓口への来店が不要であり、必要書類は原則として契約書1枚のみとなっています。

審査が速く、納車までの時間を短縮できるというメリットがあります。返済プランは途中で変更が可能であり、繰り上げ返済や残価設定ローンなど、自分に合った返済プランを選べるのが特徴です。

一般的なマイカーローンと同じように、車両の所有権は契約者本人となります。すぐに車両が必要という方は、検討してみるのも1つの方法だといえます。

どこでローンを組むとよいのか?

マイカーローンは取り扱っている金融機関や会社がさまざまあり、金利などの契約内容も異なります。そのため、ローン契約を組むときは比較をしながら、自分に合ったものを選ぶことが重要です。

金利の負担をできるだけ抑えたいならば、銀行系ローンやディーラーローンを選んでみると良いでしょう。多少金利が高くても、すぐに車を手に入れたい方や返済プランの自由度を高めたい方は損害保険会社や信販会社のマイカーローンを活用してみてください。

車両の所有権の有無、金利負担、どれくらいの期間同じ車に乗り続けたいかという視点から検討してみましょう。

よくある質問

マイカーローンを初めて契約するときは、いろいろと不安な気持ちになるところがあるでしょう。事前に気になる点について答えを知っておけば、前向きにローン契約を捉えられるはずです。

ここでは、マイカーローンを契約する際によくある疑問点について解説します。

審査で在籍確認はある?

マイカーローンは一般的なローン契約と同様に、勤務先への在籍確認があります。ローンを申し込む際に勤務先や勤続年数などを記入しますが、それらの情報が正しいものかをローン会社は確認する必要があるため、在籍確認を行う点を理解しておきましょう。

在籍確認は申込者本人が在籍していることが確認できればそれで済むものなので、何度も連絡がくることはありません。また、仮審査の段階で在籍確認が行われることは少なく、本審査の段階で行われることが多いので、スムーズにやりとりが行えるようにしておきましょう。

マイカーローンで保証人は必要?

マイカーローンは、原則として保証人を不要としている場合が多いです。しかし、申し込んだ内容次第では審査を通過するのが難しく、ローン会社から保証人を立てるように求められる場合もあります。

状況によっては保証人を立てることが難しい場合もあるでしょうから、頭金を用意したり比較的審査のハードルが低いローンを利用したりすることも検討してみましょう。マイカーローンそのものが厳しいときは、カーリースなどを一時的に検討してみるのも1つの方法です。

金利はどうやって決まる

マイカーローンの金利は金融機関によってさまざまですが、年収や勤続年数など申込者本人の属性によって判断されるといえます。また、借入額が多いほど金利が優遇される傾向にあるので、金利の境目となる借入額を検討しているときは、あえて低い金利が適用される借入額にしてみるのもやり方の1つだといえます。

適用金利について気になるときは遠慮せず、融資担当者に相談してみると具体的なアドバイスをもらえることがあります。

マイカーローンの基本的な特徴を知って楽しいカーライフを実現しよう

車やバイクなどを持ちたいと考えるときは、手元資金が購入費用に満たなくても、マイカーローンを活用して購入する方法があります。多くの金融機関がマイカーローンを取り扱っており、金利や利用条件などはさまざまです。

どれくらいの期間、車両を所有したいかや返済プランをどうするかによって、借入先は異なってきます。複数のマイカーローンを比較検討して、自分に合ったものを選んでみましょう。

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